ニュートンさんについて。

アイザック・ニュートン―すべてを変えた科学者 (ビジュアル版伝記シリーズ)

 

サー・アイザック・ニュートンさんは
イギリスの物理学者・
数学者・天文学者
です。

 

1643年1月4日イギリスで誕生し
1727年3月31日84歳で亡くなりました。

 

この記事では
ニュートンさんについて紹介します。

 

目次

ニュートンさんの経歴

ニュートン (世界を変えた科学者)

ニュートンさんの子供時代

生まれる前に
父親は亡くなってしまい、
母親も2歳のニュートンさんを置いて
再婚してしまったそうです。

なので子供の頃は
祖母に育てられました。

ニュートンさんは
子どもの頃から実験が好きだった
といわれています。

ニュートンさんの大学時代

ニュートンさんが通っていた大学は
ケンブリッジ大学です。

当時、大学に在学中、
腺ペストの流行で
大学が一時休校となります。

その時に
故郷に戻って過ごした
2年間という短い時間の中で

  • 数学
  • 天文学
  • 物理学

の様々な発見をしました。

この期間は、

  • 驚異の諸年
  • 創造的休暇

と呼ばれています。

近代科学文明の成立に大きく貢献

ニュートンさんは
近代科学文明の成立にも
大きな影響を与えます。

  • ニュートン力学の確立
  • 万有引力の法則の発見
  • 流率法(微積分法、微分積分学)の創出
  • 光のスペクトル分析(光学

などなど
様々な功績を残しています。

ニュートンさんといえば
重力を発見したことで有名ですが
それはニュートンさんの功績の一部にすぎないのです。

 

数学の分野では
微分積分法にも取り組んで、
微分法と積分法を開発します。

これらは今日の数学者たちの
基礎知識となっています。

 

ほかにも光学に取り組んでいて、
白色光は虹を構成するすべての
光の色の混合色であるという説を発表します。

この説により、
当時の望遠鏡で色が不正確に再現されてしまう
色収差」の原因も明らかとなりました。

 

また、有名な話で
「落ちるリンゴ」からヒントを得た
ニュートンさんは3つの運動法則を発見します。

  • 慣性の法則
  • 加速度の法則
  • 作用・反作用の法則

 

ニュートンさんは
研究結果を本にまとめます。

特に

  • 自然哲学の数学的原理(プリンシピア)
  • 光学

は彼の二大著書と呼ばれています。

 

ニュートンさんの著書

ニュートンさんは
いくつかの著書を出しています。

ここでは2つの著書を紹介します。

  • プリンシピア 自然哲学の数学的原理(理工専門書)
  • 光学

これらの著書について
以下で解説します。

 

プリンシピア 自然哲学の数学的原理(理工専門書)

プリンシピア 自然哲学の数学的原理 (理工専門書)

プリンシピア 自然哲学の
数学的原理(理工専門書)」は
ニュートンさんの書いた物理学書です。

今日の物理学の原点ともいえる
ニュートン力学」の根幹をなしていて
実に独創的な著作です。

第Ⅰ、第Ⅱ編では
諸物体の運動の形態
詳細に論じられています。

第Ⅲ編では、前2編で述べられた
理論の応用例が議論されています。

その発想のすばらしさと、
ニュートンさんの天才ぶりを感じさせられる1冊です。

光学

光学 (岩波文庫 青 904-1)

光学」は
ニュートンさんの科学書です。

力学や数学と同じように
光学の研究に前人未踏の
分野を切り開きました。

本書は、太陽の白色光が
屈折率を異にする色光の複合から
成ることを発見した実験や、
光の干渉、回折などを記述した集大成です。

まとめ

ニュートン―りんごはなぜおちるか (講談社 火の鳥伝記文庫)

この記事では
ニュートンさんについて紹介しました。

 

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