マーク・トウェインさんについて。

ジム・スマイリーの跳び蛙: マーク・トウェイン傑作選 (新潮文庫)

マーク・トウェインさんは
アメリカの作家、小説家です。

 

1835年11月30日にアメリカで誕生し
1910年4月21日に74歳で亡くなりました。

 

この記事では
マーク・トウェインさんについて紹介します。

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目次

マーク・トウェインさんの経歴

トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)

幼少期

マーク・トウェインさんは
ミズーリ州フロリダで生まれます。

本名はサミュエル・ラングホーン・クレメンズ

4歳の時に、
一家でハンニバルという
ミシシッピ川沿いに移住します。

その地が、
のちの「トム・ソーヤの冒険」や
ハックルベリー・フィンの冒険」の
舞台となります。

 

その後成長してからは
兄の始めた新聞出版の仕事を2年間手伝います。

 

青年期

マーク・トウェインさんは
17歳のとき、印刷工になるために
セントルイスに転居します。

その後
蒸気船の水先人などの職に就きます。

南北戦争

南北戦争が始まると水先人を失業し、
アメリカ連合国軍に志願します。

少尉として従軍しますが
疲労による戦闘不能で除隊します。

 

その後
新聞記者として働きながら
小説を書き始めます。

結婚

新聞に長期連載した
ヨーロッパ旅行体験記が評判となり、
いくつかの旅行記を出版します。

そして1870年、
オリヴィアさんと結婚します。

5男1女をもうけますが、
全員、両親よりも先立ってしまいます。

 

小説がベストセラー

1876年、
マーク・トウェインさんが
40歳を迎えたころ、
トム・ソーヤーの冒険」が
大ベストセラーとなり、
非常に豊かな資産家となります。

その後も
ハックルベリー・フィンの冒険」などの
ベストセラーも出す一方で、
浪費や新発明への見境のない投資、
株の投機などで富は減少していきます。

 

晩年

晩年、投資の失敗などにより、
マーク・トウェインさんは破産します。

この時代に、彼の作風は一変し
不思議な少年」「人間とは何か」など
悲観的に人間をとらえた作品を残します。

 

そして1910年、74歳で亡くなりました。

 

マーク・トウェインさんの著書

マーク・トウェインさんは
いくつもの著書を出しています。

ここでは2つ紹介します。

  • トム・ソーヤーの冒険
  • マーク・トウェイン自伝

これらの著書について
以下で解説します。

 

トム・ソーヤーの冒険

トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫)

トム・ソーヤーの冒険」は
マーク・トウェインさんが書いた小説です。

わんぱく少年トム・ソーヤーによる
家を抜け出し冒険旅行、
真夜中の墓地での殺人事件の目撃、
迷路のような洞窟での宝探しなど
子どもの夢と冒険を爽快なユーモアとスリルで描いています。

 

世界中に読み継がれている
少年文学の傑作です。

マーク・トウェイン自伝

マーク・トウェイン自伝〈上〉 (ちくま文庫)

マーク・トウェイン自伝」は
マーク・トウェインさんの自伝本です。

 

著者が墓場の中かた語るという
ユニークなスタイルで書かれた自叙伝です。

印刷工、水先人などを経た
彼の生涯に迫ります。

 

まとめ

マーク・トウェイン ユーモア傑作選

この記事では
マーク・トウェインさんについて紹介しました。

 

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