食卓に料理が並び、小さな手を合わせて「いただきます」。
ほんのひと言ですが、そこには食べものへの感謝や、食事を大切にする気持ちがそっと込められています。
そんな「いただきます」を子どもに伝えるなら、絵本はとても自然な入口です。楽しい絵や繰り返しの言葉に親しむうちに、食事のあいさつが毎日の習慣へと変わっていきます。
この記事では、0歳・1歳から楽しめる作品を中心に、食育や食事のあいさつにつながる「いただきます」の絵本を厳選して紹介します。
いただきますの絵本おすすめ5選
いただきますあそび
きむらゆういちさんの「あかちゃんのあそびえほん」シリーズの一冊。
動物たちと一緒に「いただきます」を繰り返しながら、食事前のあいさつに楽しく親しめます。
しかけ絵本ならではの遊び心があり、まだ言葉を話せない赤ちゃんにもぴったり。初めての「いただきます絵本」として選びやすい定番です。
いただきます!(0歳・1歳向け コクヨのちいさなえほん)
きのしたけいさんによる、0歳・1歳向けの小さなボードブック。
動物たちが「いただきます!」と食事をする姿を通して、短くわかりやすく食事のあいさつに触れられます。
コンパクトで子どもの手にもなじみやすく、お出かけ用の絵本としても使いやすい一冊です。
あかちゃんのためのえほん いただきます
いもとようこさんのやわらかな絵が印象的な赤ちゃん絵本です。
「いただきます」という言葉を通して、食べものや食事を用意してくれた人への感謝をやさしく描いています。
温かな絵の世界は、まるで食卓を包む湯気のよう。親子でゆっくり読み聞かせたい一冊です。
いただきますごちそうさま
たけうちちひろさんによる、色鮮やかな切り絵が楽しい絵本。
さまざまな動物が食事をする姿を通して、「いただきます」から「ごちそうさま」まで自然に親しめます。
食べることそのものへの興味も広げやすく、食事の始まりと終わりのあいさつを一緒に覚えたい家庭におすすめです。
モンテッソーリのせいかつえほん いただきます
モンテッソーリ教育の考え方を取り入れた、食事と生活習慣の絵本です。
「自分で食べたい」という子どもの気持ちに寄り添いながら、食卓での過ごし方や食べる習慣をやさしく描いています。
「いただきます」のあいさつだけでなく、自分で食べる力や食事への向き合い方まで育てたい家庭に向いています。
0歳・1歳向けの「いただきます絵本」の選び方
0歳・1歳ごろは、言葉の意味を詳しく教えるよりも、まずは「いただきます」という音や動作を楽しく繰り返せる絵本がおすすめです。
しかけを楽しみたいなら「いただきますあそび」、シンプルで持ち運びやすい本なら「いただきます!」が選びやすいでしょう。
少しずつ言葉が増えてきたら、「ごちそうさま」や食べものへの感謝、自分で食べる習慣まで描いた作品へ広げていくのもおすすめです。
まとめ|「いただきます」を絵本から毎日の習慣へ
「いただきます」は、毎日の食卓で何度も繰り返す小さな言葉です。
けれど、その短いひと言には、食べることを大切にする気持ちや、目の前の食事への感謝が静かに宿っています。
お気に入りの絵本を開き、親子で一緒に「いただきます」。
絵本の中で覚えた言葉が、いつしか本物の食卓でも自然にこぼれるようになる。そんな成長を楽しめる一冊を選んでみてください。
