アガサ・クリスティさんについて。

アガサ・クリスティー自伝 上

アガサ・メアリ・クラリッサ・クリスティさんは
イギリスの推理小説家です。

 

1890年9月5日にイギリスで誕生し
1976年1月12日に85歳で亡くなりました。

 

この記事では
アガサ・クリスティさんについて紹介します。

 

目次

アガサ クリスティさんの経歴

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アガサ・クリスティの子供時代

アガサ クリスティさんは
デヴォン州のトーキーで生まれます。

幼い頃から本を読むことが
大好きだったアガサ・クリスティさんは

  • 若草の祈り
  • 若草物語

などの児童書や、
アメリカの冒険小説などを
読みふけったそうです。

作家デビュー

第一次世界大戦の最中は
薬剤師の助手として奉仕活動をしますが
終戦後には、長編小説である
スタイルズ荘の怪事件」で
推理作家としてデビューしました。

 

その後も
「秘密機関」や
「ゴルフ場殺人事件」など
様々な推理小説を執筆して
人気者になります。

エキサイティングな世界旅行

1922年には
夫のアーチーさんと一緒に
11か月間世界旅行をします。

この旅行は、
アガサ・クリスティさんの人生の中で
最もエキサイティングな出来事だったと
本人もいっています。

アガサ・クリスティさんの書く作品の多くが、
外国や豪華客船、
列車などを舞台にしているのは、
この世界旅行が大きく関係しているといえるでしょう。

別れ話×失踪×離婚

1926年になると、
夫のアーチーさんから
「他に好きな女性ができたので
彼女と結婚する為に別れてほしい」
と告げられます。

アガサ・クリスティさんは
11日間失踪してしまいます。

この失踪の真相は謎です。
アガサ・クリスティさんは
そのときのことを一切語りませんでした。

その後、
アーチーさんと別居し、
1928年に離婚しました。

再婚して幸せな生活を送る

1930年、
アガサ・クリスティさんは、
考古学者のマックス・マローワンさんと再婚し、
生涯幸福な結婚生活が送ります。

マローワンさんとの結婚後に
考古学に目覚めたアガサ・クリスティさんは、
彼の発掘作業に同行し、
一緒に作業をするようになります。

その経験は、
中東を舞台にした
彼女の小説の背景として
大いに役立ったそうです。

アガサ・クリスティ、最後の作品

運命の裏木戸 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

1973年、
アガサ・クリスティさんが
最後に執筆したミステリー作品
運命の裏木戸」が発表されます。

アガサ・クリスティの最期

1976年に高齢のため
風邪をこじらせて自宅で死去します。

アガサ・クリスティの死後

スリーピング・マーダー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アガサ・クリスティさんの死後、
スリーピングマーダー」が発表されます。

このスリーピングマーダーの執筆は
早い段階に終了していましたが
出版の契約日の関係で
アガサ・クリスティの死後に
発表されることになりました。

アガサ・クリスティさんの著書

アガサ・クリスティさんは
いくつもの著書を出しています。

ここでは2つの
著書を紹介します。

  • アガサ・クリスティー自伝
  • そして誰もいなくなった

これらの著書について
以下で解説します。

 

アガサ・クリスティー自伝

アガサ・クリスティー自伝〈下〉 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アガサ・クリスティー自伝」は
アガサ・クリスティさんの自伝本です。

思い出深い子供時代、
音楽家を志していた少女時代、
電撃的な出会いと結婚、世界大戦、
名探偵ポアロの誕生。

自らの生涯を興味深いエピソードで語る、アガサさんの傑作自伝本です。

そして誰もいなくなった

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

そして誰もいなくなった」は
アガサ・クリスティさんの
ミステリー小説です。

 

暗い過去を持った登場人物たちが
隔絶された島の中で、
一人一人消えていきます。

犯人はこの中にいる…
そして殺人は童謡になぞらえている…

謎が謎を呼ぶ、手に汗握るサスペンス小説です。

まとめ

アガサ・クリスティのインテリアと鼠の齧ったT定規

この記事では
アガサ・クリスティさんについて紹介しました。

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