アーネスト・ヘミングウェイさんについて。

対訳ヘミングウェイ2 (現代作家シリーズ 51)

アーネスト・ヘミングウェイさんは
アメリカの小説家です。

 

1899年7月21日にアメリカで誕生し
1961年7月2日に61歳で亡くなりました。

 

この記事では
アーネスト・ヘミングウェイさんについて紹介します。

 

目次

アーネスト・ヘミングウェイさんの経歴

アーネスト・ヘミングウェイ、誕生

アーネスト・ヘミングウェイさんは
シカゴ郊外のオークパークで生まれます。

戦時中のアーネスト・ヘミングウェイ

19歳のときに、赤十字の一員として
第一次世界大戦における
ヨーロッパ戦線に向かったときに
爆撃に遭い、全身に200以上の
爆弾の破片が刺さり重傷を負います。

戦後のアーネスト・ヘミングウェイ

戦後はカナダ・トロントにて
新聞記者をつとめ、
特派員としてパリに渡り、
小説を書き始めました。

 

新聞記者でありながら
人民戦線政府側として
スペイン内戦にも積極的にかかわり、
その経験を元に行動的な主人公
小説をいくつも執筆します。

 

短編には簡潔文体の作品が多く
これらはハードボイルド文学の原点といわれています。

ノーベル文学賞を受賞

1954年に出版した
老人と海が高く評価され
ノーベル文学賞を受賞します。

アーネスト・ヘミングウェイの最期

晩年はうつ病などの
精神的な病気に悩まされ
最後はショットガンによる自殺で、
彼の人生は幕を閉じます。

 

アーネスト・ヘミングウェイさん関連の著書

アーネスト・ヘミングウェイさんは
いくつもの著書を出版しています。

ヘミングウェイさんの作品は
独特でシンプルな文体のものが多く、
冒険的な生活や一般的なイメージとともに、
20世紀の文学界と私たちのライフスタイルに
多大な影響を与えたといえます。

 

ここでは2つの
著書を紹介します。

  • 老人と海
  • パパ・ヘミングウェイ

これらの著書について
以下で解説します。

 

老人と海

老人と海 (新潮文庫)

老人と海」は
アーネスト・ヘミングウェイさんが
書いた小説で彼の代表作といわれています。

 

サンチャゴという年老いた漁師が
不漁つづきで同情の視線を向けられる日々が続きます。

そんなある日、老人の仕掛けに
巨大なカジキが食らいつき、
3日にわたる壮絶な闘いが始ます。

 

若い頃の力を失った老人が
その勇敢さを取り戻そうとする姿が
勇ましく描かれたヘミングウェイさんの最高傑作のひとつです。

パパ・ヘミングウェイ

パパ・ヘミングウェイ〈上〉 (ハヤカワ文庫NF)

パパ・ヘミングウェイ」は
A.E.ホッチナーさんが書いた伝記本です。

 

著者とヘミングウェイさんは
1948年、ハバナのバーで初めて出会いました。

その後二人は14年もの付き合いがあり
釣り、スペインの闘技場巡り、競馬などを
とおして楽しい時間を過ごします。

ヘミングウェイさんが著者に語った言葉をもとに、
彼の素顔と死にいたる日々を描いた衝撃の1冊です。

まとめ

この記事では
アーネスト・ヘミングウェイさんについて紹介しました。

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