アレクサンダー・ハミルトンとは?経歴や書籍も簡単に紹介

アレクサンダー・ハミルトン パーカー

アレクサンダー・ハミルトン
アメリカの政治家、哲学者です。

 

1755年1月11日にネイビス島に生まれ
1804年7月12日に49歳で亡くなりました。

 

目次

アレクサンダー・ハミルトンの経歴

アレクサンダー・ハミルトンは
現コロンビア大学に入学し
歴史・文学・政治哲学などを学びます。

 

この間に
「大陸会議の措置に関する敵の中傷に対し
その措置を全面的に擁護す」や
「その農民の見解を反駁す」を公刊します。

1776年、
軍人としても優れた才能を発揮し、
ジョージ・ワシントン総司令官
副官に任命されます。

1778年には
「プブリウス書簡」を新聞紙に発表し
軍需品納入の不正事件の摘発や
大陸会議の欠陥を非難します。

その後も独立運動の指導者に書簡を送ったり
4回連載された「大陸主義者」で
強力な中央政府樹立の必要を説きます。

 

1786年ニューヨーク邦会議により
アナポリス会議の委員に選出され、
フィラデルフィアに新しい議会を
開催するよう各邦に要望した声明文を起草します。

1787年
フィラデルフィア憲法制定会議への
代表として派遣され、
アメリカ合衆国憲法の草稿を作成し、
ついで憲法草案に署名します。

 

1789年
ワシントン内閣の財務長官に任命されます。

ハミルトンは
【公信用】【未占有地】【蒸留酒税】
【国立銀行】【貨幣鋳造所】【製造業】などの
報告書を連邦議会に提出したり、
ジェイ条約の正当性を擁護し、
連邦議会に批准させました。

 

1801年にアメリカ最古の
日刊紙ニューヨークポスト紙
バンク・オブ・ニューヨークを創業します。

1804年、対立する
アーロン・バーさんとの決闘で死去しました。

 

アレクサンダー・ハミルトンの著書

アレクサンダー・ハミルトンは
いくつもの著書を出しています。

  • ザ・フェデラリスト
  • 製造所に関する報告書

ここでは2つの著書を以下で紹介します。

 

ザ・フェデラリスト

ザ・フェデラリスト (岩波文庫 白 24-1)

ザ・フェデラリスト」は
アレクサンダー・ハミルトン
政治本です。

連邦憲法案を擁護し、
世論に訴えて憲法案の批准を
確保するために執筆された論文集です。

アメリカ合衆国憲法コメンタリーの古典といえる1冊です。

 

製造所に関する報告書

 

製造所に関する報告書」は
初代アメリカ合衆国財務長官であった
アレクサンダー・ハミルトン
アメリカ合衆国議会の要請に応えて
発行した主要経済政策報告書のひとつです。

新しい共和国の経済を活性化させ、
アメリカ独立戦争で勝ち取った国の独立を確かなものにする経済政策を推奨しました。

 

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