コナン・ドイルとは?経歴や書籍も簡単に紹介

アーサー・コナン・ドイル
イギリスの作家、医師です。

 

1859年5月22日にイギリスで誕生し
1930年7月7日に71歳で亡くなりました。

 

目次

コナン・ドイルの経歴

コナン・ドイル誕生

コナン・ドイルは
スコットランドで生まれます。

カトリック系の家系でした。

父親は酒に溺れ、
後にアルコール中毒者となり
精神病院へ送られたため、
とても貧しい生活をしていました。

 

医師として

コナン・ドイルは
エジンバラ大学医学部に進学し、
卒業後に医師として診察所を開業しますが、
大きな成功は得られませんでした。

 

シャーロック・ホームズの誕生

患者を待つ暇な時間を利用して、
彼は小説を執筆して雑誌社に投稿します。

そして1884年に、
シャーロック・ホームズの第一作である
長編小説「緋色の研究」を発表します。

 

その後もホームズの第二作「四つの署名」や、
歴史小説「ホワイト・カンパニー」などで
小説家としての成功を収めます。

 

また、無資格の眼科医を始めましたが、
これも流行らなかったため、小説家の道を歩むことにします。

 

小説家として大ヒット

1891年から雑誌で読み切りの
シャーロック・ホームズ短編小説の
連載を始め、これが大ヒットとなります。

ホームズ以外にも、歴史小説である
ジェラール准将シリーズや、
SF小説チャレンジャー教授シリーズなども発表します。

 

政治的な活動

コナン・ドイルは
1900年に行われた総選挙に出馬し、
戦争支持を訴えますが、落選します。

 

また、1902年には
イギリス軍の功績を残したノンフィクション作品
南アフリカ戦争 原因と行い」を発表します。

この働きで、
国王エドワード7世よりナイトに叙され
サー」の称号を得ました。

 

コナン・ドイルの著書

コナン・ドイルは
いくつもの著書を出しています。

ここでは2つ紹介します。

  • 緋色の思い出
  • わが思い出と冒険

 

緋色の思い出

 

緋色の思い出」は
コナン・ドイルのミステリー小説です。

有名なシャーロック・ホームズシリーズの
記念すべき第一作目です。

ワトスンとホームズの出会いから、
息つく間もなく事件が展開し、
ホームズの超人的な推理力を楽しめます。

 

わが思い出と冒険

わが思い出と冒険」は
コナン・ドイルの自伝本です。

小説作家、医師、政治活動家など
様々な活躍をした著者の生い立ち、
家庭、交友からボーア戦争への参加など
自身の半生を語っています。

 

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