アンドリュー・カーネギーさんについて。

富の福音

アンドリュー・カーネギーさんは
アメリカの実業家です。

 

1835年11月25日にスコットランドで誕生し
1919年8月11日に83歳で亡くなりました。

 

この記事では
アンドリュー・カーネギーさんについて紹介します。

 

目次

アンドリュー・カーネギーさんの経歴

アンドリュー・カーネギー誕生

アンドリュー・カーネギーさんは
スコットランドの貧しい
織物職人の子として生まれます。

 

アメリカへ移住

当時のイギリスの織物産業は
蒸気機関を使用した工場に
移りつつあったため、
手織り職人の仕事が減少していました。

そのためアンドリュー・カーネギーさんは、
1848年に両親とともにアメリカへ移住します。

そしてカーネギーさんは
苦しい家計を助けるために、
移住後すぐに働きます。

そのため学校には通いませんでしたが、
とても賢く勤勉な少年でした。

鉄道会社での経験

1853年にカーネギーさんは
鉄道会社に転職します。

彼はここでどんどん昇進して
幹部にまで上り詰めます。

この鉄道会社での経験が、
今後のビジネスと投資にも大きく役立ちます。

 

会社を設立

カーネギーさんは
収入が増えるにつれて、
投資に関心を持ちます。

そして製鉄、鉄橋、不動産や製油など
様々な企業に投資をし、成功を収めます。

 

1865年、30歳で彼の最初の会社
キーストン鉄橋会社」を創業します。

 

アンドリュー・カーネギー、鉄鋼王に。

鉄道会社で培ったネットワークのおかげで
自社で製造した鉄橋を使った線路敷設を
請け負うことができ、地域一帯に
鉄橋を製造する工場を多く建設します。

その後数年間で大きく成長し、
経営も軌道に乗ります。

 

また、カーネギーさんは
ベッセマー・プロセスと呼ばれる
今までよりも速く安く
鉄鋼が生産できる新しい方法を学び、
カーネギー製鉄会社」を設立します。

さらに1901年に、J.P.モルガン出資の元
USスチール株式会社」も設立、
当時最大の株式会社となり、
カーネギーさんは歴史に名を残す大富豪となりました。

 

慈善家としての活動

カーネギーさんは残りの人生を
慈善活動に捧げます。

  • 図書館設立、
  • 世界平和
  • 教育
  • 科学研究

などに多額の寄付をします。

 

また、遺産の大半も
彼の設立した基金や
慈善団体などに寄付されました。

 

アンドリュー・カーネギーさんの著書

アンドリュー・カーネギーさんは
いくつもの著書を出しています。

ここでは2つ紹介します。

  • 富の福音
  • カーネギー自伝

これらの著書について
以下で解説します。

 

富の福音

富の福音

富の福音」は
アンドリュー・カーネギーさんが書いたビジネス本です。

ウォーレン・バフェットさん、
ビル・ゲイツさんの愛読書と言われ、
欧米の富裕層は必ず読むとまで言われている本書です。

カーネギーさんが晩年、
慈善活動をつづけた考えも書かれており、
現代社会においても多くの富裕層に影響を与える1冊です。

カーネギー自伝

カーネギー自伝 (中公文庫BIBLIO)

カーネギー自伝」は
アンドリュー・カーネギーさんの自伝本です。

貧しいスコットランド移民の子どもが、
アメリカの鉄鋼王へ…。

引退後は
「富は神より委託されたもの」との
信念に基づいて、社会福祉に尽力した
著者の半生を描いています。

まとめ

この記事では
アンドリュー・カーネギーさんについて紹介しました。

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