J・R・R・トールキンとは?経歴や書籍も簡単に紹介

J.R.R.トールキン―或る伝記

ジョン・ロナウド・ロウエル・トールキン
イギリスの文献学者、作家です。

 

1892年1月3日にオレンジ自由国で誕生し
1973年9月2日に81歳で亡くなりました。

 

目次

J・R・R・トールキンの経歴

J・R・R・トールキンは
3歳のときに父が亡くなったため、
母子家庭で育ちます。

教育に熱心だった母により
植物学に興味を示し成績も優秀でしたが
母も糖尿病で亡くなります。

また、母親が
カトリックに改宗したことから、
彼も敬虔な信者となります。

 

トールキンが16歳のときに
出会った初恋の相手と結ばれ
1973年亡くなるまで添い遂げました。

 

第一次世界大戦中は、
トールキンはイギリス陸軍に入隊し
ここでの経験も後の彼の作品についての
着想が芽生えます。

 

第一次大戦後、
ペンブローク学寮に籍を置く教授として
オックスフォード大学に戻ります。

この頃に、「ホビットの冒険」と
指輪物語」の「旅の仲間」と
「二つの塔」を執筆します。

 

他にも、
英文学最古の伝承の一つといわれている
「英雄ベーオウルフ」について研究をし、
古英語文学研究において時代を
画するほど大きな影響を与えました。

 

1948年に「指輪物語」が完成し
ファンタジー文学という分野が確立します。

その後に続く作家は、少なからず
彼の影響を受けているといえるほどの
偉大な作品といえるでしょう。

 

J・R・R・トールキン関連の著書

J・R・R・トールキンに関する
著書がいくつもあります。

ここでは2つ紹介します。

  • J・R・R・トールキンー或る伝記
  • 指輪物語

これらの著書について
以下で解説します。

 

J・R・R・トールキン 或る伝説

J.R.R.トールキン―或る伝記

J・R・R・トールキン 或る伝説」は
ハンフリー カーペンターさんが書いた
トールキンの伝記本です。

トールキさんの書いた手紙、日記、
その他の文献、そして家族や友人の
回想をもとに編まれた1冊です。

 

指輪物語

新版 指輪物語〈1〉/旅の仲間〈上〉

指輪物語」はトールキンが
書いたファンタジー文学です。

 

恐ろしい闇の力を持つ黄金の指輪をめぐり
ホビット族や魔法使い、妖精族たちの
果てしない冒険と遍歴が描かれます。

 

終わらざりし物語

終わらざりし物語 上下合本版

終わらざりし物語」は
トールキンの遺稿集です。

未発表、未完の短篇や小論、
制作過程のメモなどを、息子である
クリストファ・トールキンが
詳細な注釈をつけています。

作品には残らなかった些細な
エピソードも集められており、
トールキン作品が大好きなファンは必見の1冊です。

 

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