「馬が合う」の語源や由来は何?

「馬が合う」の語源や由来については
馬をよく使用していた日本が起源となります。

馬の感情とその乗り手の感情が
ぴったりとマッチする様子を
人間同士の感情にも同じように
たとえて表現したことが由来です。

 

浮世草子の作品である
「傾城禁短気(けいせいきんたんき)」でも
「馬が合う」という表現が使用されています。

京・大阪の色咄(いろばな)し、いづくの者も馬が合うて

引用:傾城禁短気

 

その他にも
浄瑠璃の「寿(ねびき)の門松」でも
「馬が合う」と同じ意味の表現があります。

何ぼう分限者金持でも、町人とは馬が合ふまい

引用:寿の門松

山崎与次兵衛寿の門松 (国立図書館コレクション)

 

あわせて読みたい
厳選!日本語の語源や由来一覧【日常会話で使う言葉を中心にまとめました】 日常会話で使う日本語を中心に、語源や由来を一覧でまとめました!   https://tromolo.jp/a https://tromolo.jp/ka https://tromolo.jp/sa https://tromolo.jp/ta ...
目次