「油断(ゆだん)」の語源や由来には
2つの説があると考えられています。
- 「寛(ゆた)に」が油断の語源や由来説
- 大般涅槃経の物語が油断の語源や由来説
目次
「寛(ゆた)に」が油断の語源や由来説
「寛(ゆた)に」という言葉は
「のんびりと」という意味です。
この言葉が語源となり
「ゆたに」から「ゆだん」に
音が変化したことが由来だとする説です。
豆知識ですが
日本の四国地方の1部の地域では
「ゆっくりなさい」という意味で
「ゆだんなされ」と言うそうです。
大般涅槃経の物語が油断の語源や由来説
※大般涅槃経(だいはつねはんぎょう)とは
簡単にいうと仏教の教えが書かれた経典です。
大般涅槃経(だいはつねはんぎょう)の中で、
満杯の鉢の油を一滴も落とさなかったため
王様に殺害されずに済んだ臣下の物語があり
それが「油断」の語源や由来になった説です。
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