山形県「蔵王温泉」とは?【蔵王温泉の歴史や周辺の観光スポットも紹介】

まっぷる 山形 鶴岡・酒田・蔵王・米沢'19 (マップルマガジン 東北 7)

 

蔵王温泉(ざおうおんせん)
山形県山形市にある温泉です。

 

標高800mに位置していて
古くは「高湯(たかゆ)」と呼ばれていました。

 

この記事では
蔵王温泉の歴史だけでなく
周辺の観光スポットも紹介していきます。

 

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目次

蔵王温泉の歴史について

タビリエ 仙台・松島・蔵王 (タビリエ (4))

 

蔵王温泉は
山形県内で最も古い歴史を持つ名湯で、
開湯1,900年と伝えられています。

開湯は西暦100年頃、天皇の命を受けた
日本武尊(やまとたけるのみこと)
蝦夷討伐に蔵王まで来たときだそうです。

その際、日本武尊の家臣・
吉備多賀由(きびのたかゆ)が発見したため、
多賀由から転じて「高湯」と呼ばれるように
なったと伝えられています。

 

1950年、当時「南村山郡堀田村」を
村名を「蔵王村」に改称し、
高湯も「蔵王温泉」に改めました。

 

1960年代には高度経済成長によって
蔵王エコーラインが開通したり、
蔵王連峰が蔵王国定公園に指定されたり
蔵王山が百名山の一つに選ばれるなど、
蔵王周辺が観光地として注目されるようになります。

 

その後、蔵王温泉周辺も施設拡大され、
山形蔵王温泉スキー場の大型化も行われたり
道路や新幹線の供用開始が相次いで、観光地へと発展していったのです。

 

 

 

蔵王温泉周辺の観光スポットとは?

まっぷる 山形 鶴岡・酒田・蔵王・米沢 '18 (まっぷるマガジン)

 

ここでは
蔵王温泉周辺の観光スポット
紹介していきます。

 

蔵王山の御釜【蔵王温泉周辺の観光スポット】

 

蔵王温泉周辺の観光スポットとして
有名なのは、蔵王山にある御釜(おかま)です。

御釜とは、火山噴火によってできた
火口湖のことで、中央火口丘を取り囲む

環状の姿が「」に似ていることから
その名がつけられています。

美しいエメラルドグリーン色の湖の水は
太陽光の角度によって色が変わって
見えることから「五色沼」とも呼ばれています。

 

さらに、この御釜は蔵王刈田岳山頂駐車場から
徒歩5分で見ることができるという
交通アクセスの良さも魅力です!

ぜひ、立ち寄ってみて下さい。

 

 

樹氷【蔵王温泉周辺の観光スポット】

 

樹氷は、蔵王山に生息する
針葉樹のアオモリトドマツの枝や葉に、
日本海側から吹く季節風に乗って
運ばれた雪雲の中の雲粒が着氷して、
これが繰り返しながら成長しています。

 

青空をバックに、太陽の光があたって
キラキラと輝く樹氷を楽しむことができます。

風の強い時には、見られる可能性が低いので気を付けてくださいね。

 

 

 

高湯通り【蔵王温泉周辺の観光スポット】

 

高湯通りは昔からある温泉街です。

お土産屋、旅館、民宿が建ち並び
「下湯共同浴場」「上湯共同浴場」もあります。

 

温泉と雪解け水が混ざり合って流れる酢川や
水車などもあったりして、趣ある通りとなっています。

高湯通りのど真ん中には招仙閣が位置しています。

 

 

 

最後に

ぶくぶく自噴泉めぐり 奇跡の湯 改訂版

 

この記事では蔵王温泉の歴史、
周辺の観光スポットを紹介しました。

温泉の歴史に興味のある方や
これから蔵王温泉へ行く方などにとって
この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

 

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