常陸牛を、ご存知ですか?
常陸牛は、茨城県が誇る
厳選されたブランド牛肉です。
近年は、海外へ輸出をしていたり、
その訴求活動は
日本国内だけではとどまりません。
常陸牛ってどんな和牛か
特徴や値段の相場なども解説していきます。
常陸牛とは?
常陸牛とは
茨城県の指定された生産者が
飼育した黒毛和種のうち、
一定の基準を満たした牛肉に
つけられる牛肉の銘柄です。
読み方は
「ひたちぎゅう」または
「ひたちうし」です。
「ひたちぎゅう」と呼ばれることが
一般的ですが、一時期は「ひたちうし」と
呼ばれていたため、どちらでも呼ばれています。
近年は、
タイやベトナムへ輸出も行っています。
常陸牛の定義
次の条件を満たす牛肉を
「常陸牛」と定義しています。
- 指定生産者が茨城県内で
最も長く肥育した黒毛和種 - 歩留等級が「A」または「B」
- 肉質等級が「5」か「4」
- 茨城県常陸牛振興協会が認定したもの
30か月以上に渡り磨かれた
飼料管理技術と飼料によって育てられ、
A・Bランクの5・4等級に格付けされた
選りすぐりのものだけが、
「常陸牛」と認められます。
肉質等級とは
ロースしんの切断面の4項目に従い、
5~1等級に区別されるものです。
よく上質なお肉のイメージがある
「A5ランク」とは、
歩留(ぶどまり)等級がA等級かつ
肉質等級が5等級の牛肉をそう呼びます。
常陸牛の特徴
常陸牛は
次のような特徴を持ちます。
- 程よく脂肪の入った赤身
- 柔らかい霜降り
- 豊かな風味
- きめ細かな肉質
関東地方北部に位置し、
東側は広い範囲におよぶ海岸線をもちます。
海・山・川など大自然に恵まれ
品質の高い食材が生まれます。
自然に恵まれた茨城県で、
農家の人が手間と愛情をかけ育てた
常陸牛は、世界に誇れる和牛といわれています。
常陸牛の値段の相場
常陸牛は、どのくらいの
値段が相場なのでしょうか。
100gあたりのそれぞれの部位の
値段の相場は次の通りです。
※値段の変動があります。参考価格です。
- シャトーブリアン…5,800円
- サーロイン…2,600円
- フィレ…3,000円
- ロース…1,800円
- 肩ロース…1,700円
- モモ…1,600円
リブロース・サーロイン・ヒレ・
ランプの部位は、赤身に程よく
脂肪の入った霜降りです。
やはりステーキで
味わってみて下さい。
肩ロース・ももはやや堅めなので、
薄切りにして、すき焼きや焼き肉として
食べると良いそうです。
すね・バラ肉・外ももは
煮て食べると美味しいです。
部位に合った調理法で、
美味しく食べてみて下さい。
まとめ
この記事では
常陸牛ってどんな和牛か
特徴や値段の相場も解説しました。