あなたは
但馬牛って聞いたことありますか?
但馬牛は、
牛の種類としても
ブランド名としても存在します。
この記事では少しでも
分かりやすいように
但馬牛(たじまうし)の和牛と
但馬牛(たじまぎゅう)のブランドで
分けて説明します。
この記事では
但馬牛ってどんな和牛か特徴や値段の相場なども解説していきます。
但馬牛(たじまうし)とは?
但馬牛(たじまうし)とは、
兵庫県産の黒毛和種の和牛のことです。
この但馬牛(たじまうし)のうち、
神戸肉流通推進協議会が定める
格付け基準を満たした牛肉を
但馬牛(たじまぎゅう)と呼んでいます。
但馬牛(たじまうし)からとれる
牛肉のブランドには次の物などがあります。
- 神戸肉(神戸ビーフ・神戸牛)
…神戸肉流通推進協議会 - 但馬牛(たじまぎゅう)
…神戸肉流通推進協議会 - 三田牛
…三田肉流通推進協議会 - 淡路ビーフ
…淡路ビーフブランド化推進協議会 - 黒田庄和牛
ブランド名はたくさんありますが、
実は、牛の種類は同じ
但馬牛(たじまうし)なんです。
そこから、地域や条件によって分かれ、
それぞれの推進協議会の基準を満たしたものが
ブランド名を名乗ることを許されるのです。
但馬牛(たじまぎゅう)の定義
但馬牛(たじまぎゅう)とは、
兵庫県産の黒毛和牛のうち
歩留等級(ぶどまりとうきゅう)が
「A」または「B」等級である牛肉のことを
呼んでいます。
歩留等級とは、
牛の身体から、皮・骨・内臓を
取り除いた肉を枝肉(えだにく)といいます。
その枝肉重量の割合を歩留基準値といい、
その数値によって等級が分けられます。
歩留等級は、A・B・Cの3段階で評価され
同じ体重の牛でも、
枝肉の多い牛の方が等級は高くなります。
ただし、歩留等級は
味には関係していません。
また、神戸牛は、ここからさらに
厳しい条件を満たした牛のみが
呼ばれることを許されるのです。
但馬牛(たじまぎゅう)の特徴
但馬牛(たじまぎゅう)には
次のような特徴があります。
- 上等な霜降り肉
- 旨み成分を含む脂
- 優れた遺伝
但馬牛は、他の和牛と交配せずに
但馬牛同士で交配し、
さらに優れた資質を磨いています。
特に但馬牛は、グルタミン酸や
イノシン酸など旨み成分を含んだ肉汁と
人肌で溶けそうなほど融点の低い脂の
バランスが絶妙なのです。
但馬牛(たじまぎゅう)の値段の相場
但馬牛(たじまぎゅう)の値段は
どのくらいが相場なのでしょうか。
100gあたりのそれぞれの部位の
値段の相場は次の通りです。
※値段の変動があります。参考価格です。
- リブロース…1,500円
- サーロイン…1,900円
- ランプ…1,000円
- 肩ロース…1,400円
日本三大和牛と比較すると
少しリーズナブルに購入できそうです。
まとめ
この記事では
但馬牛ってどんな和牛か
特徴や値段の相場も解説しました。