バーナード・ショーさんについて。

傷心の家―イギリスの主題をロシア風に扱った幻想劇(ファンタジア)

ジョージ・バーナード・ショーさんは
アイルランドの文学者、評論家です。

 

1856年7月26日に生まれ
1950年11月2日に94歳で亡くなりました。

 

この記事では
バーナード・ショーさんについて紹介します。

 

目次

バーナード・ショーさんの経歴

人と超人 (岩波文庫)

出生

バーナード・ショーさんは
アイルランドのダブリンに生まれます。

 

 批評家活動

20歳の頃、
ロンドンの電話会社で働きつつ、
5編の小説を書きますが、
最初は成功しませんでした。

経済、政治、社会問題に興味を持ち、
1884年に設立されたフェビアン協会の一員となって、
現実的な社会主義者として実践し、論じ続けます。

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劇作家として活動

1885年、
ウィリアム・アーチャーさんの紹介によって、
新聞、雑誌に書評、美術批評・音楽批評を始めます。

1892年バーナード・ショーさんは、
アーチャーさんと合作した戯曲「男やもめの家」で
劇作家としてデビューをします。

そして1895~1898年の間、
土曜評論」の劇作家として活躍します。

 

ショーさんは、社会問題の
提起者として様々な作品を手掛けます。

  • シーザーとクレオパトラ
  • 武器と人
  • 運命の人
  • 悪魔の弟子

などは、
戦争のロマンスを幻滅させ、
”英雄”の正体を描きます。

他にも、売春問題を扱った
ウォレン夫人の職業」や
結婚と愛を扱った「キャンディダ」、
政治を問題にした「聖女ジョーン」など
政治だけではなく宗教までも取り扱い、
大衆の賛否を分けました。

 

 バーナード・ショーさんの功績

バーナード・ショーさんは
1925年にノーベル文学賞を受賞します。

他にも1912年作の「ピグマリオン」は
翌年上演、1938年には映画化されます。

そしてショーさん自身も
アカデミー賞脚本賞を受賞しています。

 

バーナード・ショーさんの著書

バーナード・ショーさんは
いくつもの著書を出しています。

ここでは2つ紹介します。

  • ピグマリオン
  • シーザーとクレオパトラ

これらの著書について
以下で解説します。

 

ピグマリオン

ピグマリオン (光文社古典新訳文庫)

ピグマリオン」は
バーナード・ショーさんの喜劇です。

言語学者ビギンズとピカリング大佐が
強烈なロンドンなまりを持つ
花売り娘イライザに、わずか6か月で
上流階級のお嬢様のような話し方を
身に着けるように試みます。

ユーモアと辛辣な皮肉で描いた1冊です。

 

シーザーとクレオパトラ

シーザーとクレオパトラ EMD-10002 [DVD]

シーザーとクレオパトラ」は
バーナード・ショーさんの戯曲です。

シェークスピアのシーザーとは異なる、
ロマンに満ちた英雄的な面と同時に
弱い面を持つ人間としての
シーザーを描いています。

「清教徒のための三つの劇」の一つといわれています。

 

まとめ

バーナード・ショー名作集

この記事では
バーナード・ショーさんについて紹介しました。

 

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