「竹馬の友(ちくばのとも)」の語源や由来は何?
柴犬
「竹馬の友(ちくばのとも)」の意味:幼い頃からの友だち
「竹馬の友」の語源や由来について
「竹馬の友」の語源や由来については
中国で伝えられている物語が起源です。
その物語は中国の歴史書「晋書」にある
殷浩(いんこう)と桓温(かんおん)の物語。
桓温は、殷浩よりも上であることを示すために
「幼い時、殷浩は自分の捨てた竹馬で遊んでいた」
といった内容の話を広めていたという故事があります。
この2人は不仲で、この内容的にも
現在の「竹馬の友」の意味と関連しません。
時代が流れるにつれて意味は変化していき
「一緒に仲良く遊んだ幼なじみ」のことを
「竹馬の友」というようになったとされています。
参考文献:暮らしのことば 新 語源辞典
豆知識ですが昔の竹馬は現在と異なり
適当な長さに切った笹竹にまたがり
それを馬に見立てて走り回る遊びでした。
竹馬の友の「竹馬」の読み方は
「ちくば」ですが、その意味は
竹馬(たけうま)と同じになります。

「幼いころ一緒に竹馬で遊んだ友」
といった感じでイメージをすると
とても簡単に言葉を覚えることができます。
最後に
「竹馬の友」の語源や由来について
わかりやすく簡単な言葉で解説しました。