にんじんの千切りは、サラダやきんぴら、キャロットラペ、にんじんしりしりなど、さまざまな料理に使います。
しかし、包丁で太さをそろえながら一本ずつ切るのは意外と大変です。
そんな下ごしらえを手軽にしてくれるのが、にんじん千切り器。食材を滑らせるだけで、均一な千切りを短時間で作れます。
日本製には、燕三条などで作られたステンレス製から、天然木を使った昔ながらのしりしり器まで個性豊かな製品があります。
今回は、にんじんの千切りに使いやすい日本製の千切り器を厳選して紹介します。
日本製のにんじん千切り器を選ぶポイント
にんじん千切り器を選ぶときに、まず確認したいのが仕上がる太さです。
キャロットラペやサラダなどに使うなら、3mm前後の細めが便利。口当たりがよく、調味料ともなじみやすくなります。
一方、にんじんしりしりや炒め物には、5〜6mmほどの太千切りが好相性です。加熱してもにんじんの食感が残りやすく、食べ応えのある仕上がりになります。
また、日常的に使うならステンレス刃の製品が便利です。丈夫で扱いやすく、食洗機に対応した製品もあります。
昔ながらの台所道具が好きなら、天然木にステンレス刃を組み合わせたタイプにも注目です。
日本製のにんじん千切り器おすすめ5選
ナガオ にんじんしりしり器 太千切り
「にんじんを太めに千切りしたい」という目的に、そのまま応えてくれる日本製のしりしり器です。
ステンレスを使ったシンプルな構造で、にんじんしりしりをはじめ、大根やごぼうなどの下ごしらえにも使えます。
樹脂製スライサーとは違い、ステンレスらしいすっきりとした外観も魅力。食器洗い乾燥機に対応しているため、使ったあとに手間をかけにくいのもうれしいところです。
ナガオは新潟県燕市のキッチン用品メーカー。太千切りを日常的に使いたいなら、まず候補にしたい一枚です。日本製・ステンレス製・食洗機対応として販売されています。
貝印 太千切り器 DH8173
太さのそろったにんじんを手軽に作りたいなら、貝印の「太千切り器 DH8173」。
食材を約6mm幅に切れる日本製の千切り器で、にんじんしりしりや炒め物の下ごしらえに使いやすいサイズです。
刃部には18-8ステンレススチールを採用。先端にはボウルの縁へ掛けられる切り欠きがあり、千切りしたにんじんをそのままボウルへ落とせます。
食器洗い乾燥機にも対応。
「木製より気軽に扱えて、太めにしっかり切れるものが欲しい」という場合に選びやすい一品です。生産国は日本で、約6mm幅に調理できることが貝印公式でも案内されています。
京都活具 しりしり器
にんじんしりしりをおいしく仕上げたいなら、京都活具のしりしり器にも注目です。
専用に開発された6mm穴の特製刃を使い、仕上がりは約5.5mmの太千切り。
特徴的なのは、単に細長く切るだけではなく、にんじんの表面にほどよい凹凸ができることです。ドレッシングや調味料が絡みやすく、しりしりはもちろん、サラダや野菜炒めにも活用できます。
木の本体と金属刃を組み合わせた姿も美しく、どこか昔の台所道具を思わせます。
効率だけではなく、料理する時間そのものを楽しみたくなる一枚です。
サンクラフト 千切りスライサー SSK-08
キャロットラペやきんぴらなど、少し細めのにんじん千切りを作りたいなら「SSK-08」。
岐阜県関市に本社を置くサンクラフトの日本製千切りスライサーで、約3mm幅の千切りを均一に作れます。
刃には包丁にも使われるステンレス刃物鋼を採用。にんじんやごぼうのような硬めの野菜にも刃が入りやすい設計です。
細長い形なので、大きな板状のスライサーより収納場所を取りにくいのもポイント。刃先を覆える安全ケースも付属しています。
太いしりしり用というより、サラダ・きんぴら・和え物など、普段のにんじん料理を幅広く作りたい場合に便利です。約3mm幅、日本製、ステンレス刃物鋼という仕様がメーカー資料に掲載されています。
小柳産業 ジュジュ野菜調理器 蜂の巣
昔ながらの日本製しりしり器を選ぶなら、小柳産業の「ジュジュ野菜調理器 蜂の巣」。
天然木の本体にステンレス刃を並べた、独特の姿をしています。
一般的な千切りスライサーよりも、少し太く短めに仕上がるのが特徴。野菜の表面が粗く削られるため、調味料がなじみやすく、にんじんしりしりとの相性に優れています。
にんじん以外にも、大根・きゅうり・じゃがいもなどに使用可能。サラダや和え物、酢の物などにも応用できます。
小柳産業は新潟県燕三条地域で木と金属を組み合わせた調理道具を扱うメーカー。天然木とステンレスを使った日本製で、現代的なスライサーとは違う温かみがあります。
にんじん千切り器は細めと太め、どちらがおすすめ?
どちらが優れているというより、作りたい料理によって適した太さが変わります。
キャロットラペ、サラダ、なます、細めのきんぴらなどには、3mm前後の千切りが使いやすくなります。調味料となじみやすく、口当たりも軽やかです。
一方、にんじんしりしりや野菜炒めには、5〜6mmほどの太千切りがおすすめ。加熱しても食感が残りやすく、にんじんそのものの甘みや歯ごたえを楽しめます。
普段よく作る料理を基準に、仕上がる太さを選ぶのがポイントです。
にんじんしりしりには専用のしりしり器も便利
沖縄料理のにんじんしりしりをよく作るなら、一般的な細千切り器だけでなく、太めに削れるしりしり器も便利です。
しりしり器で削ると、包丁で作る整った千切りとは少し異なり、表面に凹凸のある素朴な仕上がりになる製品があります。
そこへ卵やツナ、調味料がなじみ、にんじんをたっぷり使った一皿を手軽に作れます。
日本製では、京都活具や小柳産業のような木製タイプのほか、ナガオや貝印など扱いやすいステンレス系の製品も選べます。
日本製なら燕三条や関の千切り器にも注目
千切り器は小さな調理道具ですが、その使いやすさを左右するのは刃です。
日本には、新潟県の燕三条や岐阜県の関など、金属加工や刃物づくりで知られる地域があります。
今回紹介した商品のなかにも、こうした地域のメーカーが手掛ける千切り器があります。
毎日のように使う道具だからこそ、機能を増やしすぎるよりも「よく切れる」「持ちやすい」「洗いやすい」といった基本の使いやすさが大切です。
日本製のにんじん千切り器で下ごしらえをもっと手軽に
にんじんの千切りは、料理そのものより下ごしらえに時間がかかることがあります。
専用の千切り器があれば、一本のにんじんを均一な細さに仕上げる作業がぐっと簡単になります。
キャロットラペやサラダなら細め、にんじんしりしりなら太め。
料理に合った日本製の千切り器を選べば、面倒だった下ごしらえが、毎日の料理を軽くしてくれるひと工程に変わります。