「贔屓(ひいき)」の語源や由来については
漢字の意味を把握することでみえてきます。
「贔屓(ひいき)」の「贔」は
「重いものを背負う」という意味。
「贔屓(ひいき)」の「屓」は
「鼻で息をする」という意味です。
この2つの漢字がくっついた贔屓は
「鼻息を荒くして力む」という意味で
昔は使用されていた言葉だったそうです。
そこから「贔屓」の使い方は変化し
「ある人を助けるために力を入れる」
という意味で使用されるようになりました。
語源や由来をたどっていくと
「力をいれて頑張る」といった意味が
「贔屓」の根源的な意味だとがわかります。
石碑を支える台座に彫られる
大きな亀のことを贔屓といいますが
これは力を入れて頑張る亀の姿が
命名にいたった由来になっています。
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