作曲とは何か?
と言われると
「楽譜にペンで音符を書いたり…?」
「とりあえず音楽を作ることでしょ?」
など色々なイメージを
持ってる人がいると思います。
前回の記事で
編曲とは何か?
を説明しました。
そこでも少しだけ触れていますが、編曲はわかったけどそもそも作曲って何するの?という方へ。
今回は作曲とは何か?を、小学生でもわかるように簡単にわかりやすく説明していこうと思います。
作曲とは何か?わかりやすく簡単に解説
- 作曲を一言で言うと?
- 作曲と編曲の違い
- 作曲の重要性
作曲を一言で言うと?
メロディを作ること!です。
これは分かりやすいですよね。
自分オリジナルの鼻歌を歌ったら
もうそれは作曲したことになります。
歌のある曲であれば、“歌”の部分ですね。
作曲と編曲の違い
編曲については
編曲とは何か?で説明したように、
伴奏を作ること、でした。
作曲はメロディさえ作ってしまえば良いので、例え伴奏が無い状態でも、作曲です。
なので、音楽的な知識が無く、楽譜がどうのとかコードがなんだとか、そういうことが何も分かっていなくても、センスが良ければ作曲家として生きていけちゃいます。
楽譜書いたりしなくても作曲なんです!
作曲の重要性
なんだか作曲について、
誰でもできるような言い方を
しているように見えるかもしれません。
”鼻歌歌ったら作曲だ”とか
”音楽的な知識なくてもできる”とか。
「作曲」という意味では
間違いではありません。
しかし、重要なのはセンスです。
某有名なプロデューサーのお言葉ですが、
「本当に良いメロディは
例え伴奏が無くとも良い!」
「アカペラでも良いと思える物が
良いメロディだ!」
と仰っていました。
筆者は作編曲を行いますが、
「これは確かに…!」と思いました。
曲を聴いた時に一番印象に残る物が
メロディです。
その為音楽を聴く側にとって
覚えやすいメロディだとか、
耳なじみが良かったりとか、
音楽の中心を作るわけですから、
一番重要な役割です。
作曲って実際何するの?
- 実はメロディ以外も作る
- クラシックは別もの
- 編曲も一緒に行う
実はメロディ以外も作る
メロディ以外も作るんかーい!
ってなりますよね。
作るんです。
実際にどういうことを
しているのかというと、
コードも付ける場合が多いです。
例えば、
ギター片手に歌うたう、とか。
ピアノ弾きながら歌うたう、とか。
メロディさえ作れれば、
というのは間違いではないのですが、
作曲家の皆様はほとんどが
コードも自分で付けています。
勿論メロディだけ作ってる方もいらっしゃいますけどね。
クラシックは別もの
作曲はメロディだけ作ると説明してきましたが、クラシックの場合は別ものになります。
詳しく話すと少々難しいので端的に説明しますと、管弦楽(オーケストラ等)は作曲と編曲が一体で行われます。
そのため作曲家が編曲の部分まで行い、全て1人で作り上げます。
なので、ベートーヴェンやモーツァルト等、過去の偉人達はメロディだけ考えてあんなに有名になったのかー
とはならないで下さいね。
編曲も一緒に行う
実際に作曲を
お仕事にされている方は
編曲も一緒に行う人が多いです。
上記で、クラシックは別ものとはいいましたが、最近の音楽制作は作編曲を1人で行う人も増えてきました。
編曲家でも作曲をする方もいらっしゃいますし、その逆も然りです。
個人で機材も集められて、手軽に音楽制作ができるようになった今、作曲、編曲、どちらもできる人が多いです。
仕事にする上
どちらの技術も
必要になってきます。
最後に
今回は作曲とは何か?を
小学生にもわかるように
意味を説明してみました。
作曲自体は誰にでもできるけど、
作曲家としてやっていくには
センスが必要だということ、
理解して頂けたかと思います。
その分良い音楽を
作曲できる人は、
貴重ですし、
皆から求められます。
結局は、
誰にでもできるものではない、
それが作曲だと思います。