※「虎の巻」の意味:教科書などに対する解説書のこと
「虎の巻(とらのまき)」の語源は
「虎韜の巻(ことうのまき)」です。
虎韜の巻(ことうのまき)とは
兵法や芸道の奥義が書かれた
中国における秘伝書のことです。
この虎韜の巻の名前をとり
「虎韜」の「韜」が省略されて
「虎の巻」としたのが由来となります。
日本では、「虎の巻」は秘伝書ではなく
「あんちょこ」や「たね本」を差しました。
簡単に解説すると
「あんちょこ」とは、
教科書を解説した参考書のこと。
「たね本」とは、
著者(本を書く人)が参考にする本のことです。
これらの意味が言葉の由来となり
教科書などに対する解説書のことを
「虎の巻」というようになりました。
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