上杉謙信の兜(かぶと)について。

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決戦の様子
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上杉謙信といえば、戦乱の時代に
活躍した越後(新潟県)の戦国大名です。

 

戦上手なことから「軍神」とも呼ばれた
上杉謙信は、どんな兜を使っていたのでしょうか?

 

この記事では
上杉謙信の兜について紹介していきます。

 

上杉謙信の兜(かぶと)について

京寿 五月人形 兜飾り ケース入り 木製弓太刀付 間口43×奥行30×高さ38cm 10号シルバー上杉兜ケース飾り YN32110GKC 上杉謙信

戦国武将にとって、兜や鎧というものは
身を守る防具であるだけではなく
自分自身を表現するトレードマークといえました。

 

生涯で70回の戦に出陣して
敗北は2回のみという勝率の高さから
軍神とも呼ばれた越後の大名。

 

上杉謙信が使った兜の中では
太陽を表す「日輪」と「三日月」が
つけられたデザインの日輪三日月前立黒漆兜という兜がとても有名です。

 

上杉謙信の兜に込められた意味

妙見菩薩と星曼荼羅 (日本の美術 No.377)

上杉謙信が使った兜の一つ
日輪三日月前立黒漆兜には
どのような意味が込められているのでしょうか?

 

この兜に大きくついている”日輪”と”三日月”は
妙見信仰(みょうけんしんこう)」による
影響を受けていると言われています。

妙見信仰とは、仏教の一つ「道教」のことで
月や星、太陽を神として信仰するものです。

元々は周りが動いていても動かずに目印となる
北極星を「妙見菩薩」として神格化し、
武運を祈願したのが始まりとされています。

 

上杉謙信は仏教に対する信仰が厚く、
妙見信仰の中でも「太陽」と「月」を
信仰していたことから、兜の前立物として
「日輪」と「三日月」の両方を設置したと考えられています。

 

当時多くの戦国武将で広がっていて、
伊達政宗が大きな三日月をつけた兜を
使っていたことも、非常に有名です。

 

伊達政宗の兜については、こちらの記事を参考にしてください。

 

上杉謙信の兜は実在するのか?

五月人形 上杉謙信 兜ケース飾り 兜飾り 藤翁作 翠雲 オルゴール付 h305-fn-165-710

上杉謙信が使ったと言われる兜は、
10点ほど確認されています。

 

上杉神社にある兜【上杉謙信の兜】

週刊ニッポンの国宝100 5 三十三間堂/洛中洛外図上杉本(サンジュウサンゲンドウ ラクチュウラクガイズビョウブウエスギボン)[分冊百科] (2017年10/24号)

上杉家に代々伝えられた家宝の多くは
上杉謙信を祀っている上杉神社の宝物殿の
稽照殿に多く収められています。

上杉神社の稽照殿にある兜は次のものです。

  • 日輪三日月前立黒漆兜
  • 飯綱権現前立鉄錆地筋兜
  • 金箔押左折烏帽子形兜

飯綱権現前立鉄錆地筋兜は、
兜の前立が上杉謙信が信仰していた
戦勝の神「飯綱権現」となっています。

 

各地に保存されている兜【上杉謙信の兜】

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また、上杉神社の稽照殿以外の各地にも
上杉謙信の兜は保存されています。

  • 銀箔押兎耳形張懸兜(国立歴史民俗博物館)
  • 三宝荒神形兜(仙台市博物館)
  • 葵前立黒韋張懸頭巾兜(宮坂考古館)
  • 白綾頭巾烏帽子形兜(佐久市立近代美術館)

銀箔押兎耳形張懸兜は、
うさぎの耳のデザインで、前立には
三日月がついています。

やはり、月にうさぎは
欠かせなかったのでしょうか。

 

 

最後に

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この記事では
上杉謙信の兜について紹介しました。

 

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