「偽客(さくら)」の語源や由来は何?

※偽客(さくら)の意味:お客さんのフリをして、商品を褒めたり高く買ったりして、他のお客さんの気持ちをゆさぶる者

 

「偽客(さくら)」の語源や由来については
諸説あり本当のところはわかっていません。

専門家の推測だと
明治時代から露天商などの隠語として使われ
そこから広まっていったと考えられています。

※露天商(ろてんしょう):店舗を持たずに、露天(屋外や青空の下)で商売をする人

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さくらの漢字「偽客」は
当て字だとされています。

 

また、「偽客(さくら)」の語源として
以下の2つの説が挙げられています。

  1. 桜の性質が偽客の語源になった説
  2. 作労(さくろう)が偽客の語源になった説
目次

桜の性質が偽客の語源になった説

桜の性質というのは
ぱっと花が咲いた後
すぐぱっと散ることを指します。

偽客(さくら)もぱっと盛り上げて
ぱっと去っていく性質があるため
その性質が語源や由来になったという説です。

作労(さくろう)が偽客の語源になった説

作労(さくろう)という言葉の意味は
簡単に一言でいうと「労働」です。

この作労(さくろう)の訛った言い方が
偽客(さくら)の語源になったという説です。

ただし専門家の間では
この説の信憑性は低いとされています。

なぜなら、意味的なつながりが薄く
語源としてたどりにくいからです。

 

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