この記事では
宮崎牛の歴史だけでなく
宮崎牛とはどんな和牛なのか
特徴や値段の相場も解説していきます。
宮崎牛の歴史をわかりやすく簡単に解説
もともと宮崎県は、三重県や佐賀県でブランド牛として肥育される子牛(素牛)の生産が盛んでした。
これらの素牛を宮崎県の大自然で育て、「宮崎牛」とブランド化したのが始まりです。
宮崎牛はいつ誕生した?【宮崎牛の歴史】
宮崎牛は1986年(昭和61年)にブランド名が作られた牛肉です。
※宮崎牛の読み方は「みやざきぎゅう」又は「みやざきうし」とされています。
宮崎牛は宮崎県の名物ですが、その歴史はまだまだ浅いです。
宮崎牛ってどんな和牛?【宮崎牛の特徴や値段の相場】
宮崎牛とは、宮崎県内で飼育された黒毛和種で一定の基準を満たした牛肉の銘柄です。
※宮崎牛の読み方は「みやざきぎゅう」又は「みやざきうし」とされています。
なお、宮崎県の高千穂地方を中心とした
西臼杵郡で生産されたものは「高千穂牛」、
「宮崎牛」の基準を満たしていないものは、
「宮崎和牛」として区別されています。
宮崎牛は、全国和牛能力共進会において内閣総理大臣賞を3大会連続受賞するなど、その和牛としての魅力は、他の有名な和牛にもひけをとりません。
宮崎牛の定義とは?
宮崎牛の定義は、「宮崎生まれ・宮崎育ちの黒毛和種で肉質等級が4等級以上のもの」とされています。
歩留(ぶどまり)等級に関しては、「A」~「C」のいずれでも良いとされ、牛肉ブランドの中では珍しいです。
しかし、宮崎牛をより品質高く、安定的にするために、2017年4月に新たな条件が追加されました。
その条件とは、「県内種雄牛、もしくは家畜改良のため指定された種雄牛を一代祖にもつもの」というものです。
定義に血統も追加し、より品質の高い牛肉を目指しています。
宮崎牛の特徴
宮崎牛には以下のような特徴があります。
- 均等にある霜降り
- 肉そのものの締まりが良い
- コクのある風味
- さっぱりと溶け出す脂
宮崎牛を肥育するには、熟練された農家の技術が必要なだけでなく、手間もかかります。
そして宮崎牛を生産できる農家が500戸以上存在し、肥育頭数は全体で1万頭を超えます。
この肥育頭数の多さが、宮崎牛の品質の高さにつながっています。
宮崎牛の値段の相場
宮崎牛はどのくらいの
値段が相場なのでしょうか。
100gあたりのそれぞれの部位の値段の相場は次の通りです。
※値段の変動があります。参考価格です。
- シャトーブリアン…8,000円
- ヒレ…3,800円
- サーロイン…3,800円
- ロース…3,500円
- 肩ロース…1,200円
全国和牛能力共進会で
2連覇した実績のある宮崎牛は、
一度食べてみる価値ありです。
最近はふるさと納税としても人気を博しているようです。
ぜひチェックしてみて下さい。