芦原温泉(あわらおんせん)は
福井県あわら市にある温泉です。
福井県屈指の温泉街として
「関西の奥座敷」と呼ばれていました。
この記事では
あわら温泉の歴史だけでなく
周辺の観光スポットも紹介していきます。
あわら温泉の歴史について
あわら温泉は、明治時代の1883年の
開湯から約120年の歴史を持っています。
かつて芦原は
これといった作物も育たない低湿な沼地でした。
そこで1人の農夫が土地をうるおす為に
水田に井戸を掘ったところ偶然、
薄い塩分を含んだ80度程度の温泉が
湧き出たのが始まりでした。
その後すぐに数軒の温泉宿が開業し
旅行・観光ブームにのり発展します。
さらに官営三国線や三国芦原電鉄の
芦原駅開業の影響も大きく、
温泉街として急速に発展します。
福井地震や戦時下で一時は
閉塞しましたが、その後新たな都市計画のもと
碁盤目上に区画された温泉街が作られたのです。
現在は40軒以上もの宿などが建ち並ぶ温泉街となり、毎日多くの観光客が訪れる地となっています。
あわら温泉周辺の観光スポットとは?
ここでは、あわら温泉周辺の
観光スポットを紹介していきます。
金津創作の森【あわら温泉周辺の観光スポット】
金津創作の森は、創作活動の展示・発表を
目的としたメイン施設のアートコアやガラス工房、
陶芸やろうけつ染めなどの創作工房があります。
陶芸教室・ガラス講座・染講座の
3つの教室・講座を開講しています。
JR芦原温泉駅から車で10分の距離と
交通アクセスも良く、四季折々の自然を感じながらアートを楽しめる場所としておすすめです。
あわら温泉屋台村湯けむり横丁【あわら温泉周辺の観光スポット】
温泉と一緒にグルメも楽しみたい方には、
あわら温泉屋台村湯けむり横丁がおすすめです。
越前鉄道「あわら湯のまち駅」の
ロータリー前にあって、観光での散策帰りに
気軽に利用できる人気のスポットです。
焼き鳥、海鮮料理、餃子、
ホルモン焼、ラーメン、串揚げなど
日本で古くから愛されている料理だけでなく、
フレンチなども取り扱っていたりします。
赤ちょうちんと屋台村という
アットホームな雰囲気も、魅力の一つといえます。
芦湯【あわら温泉周辺の観光スポット】
日本で足湯は人気で全国の観光地には、
足湯を設置している地が多くあります。
しかし、あわら温泉が誇る「芦湯」は
北陸の足湯の中でも最大規模の施設です。
美しいステンドグラスが
照明によって照らされる空間の中で
3種類の足湯を源泉かけ流しで
5つの浴槽を楽しむことができます。
さらに駐車場代・料金が無料というのも魅力的!
タオルは有料ですが持ち込みOKなので
立ち寄る際はタオルの持参がおすすめです。
最後に
この記事ではあわら温泉の歴史、
周辺の観光スポットについて紹介しました。
温泉の歴史に興味のある方や
これからあわら温泉へ行く方などにとって
この記事が少しでも参考になれば幸いです。