大分県「別府八湯温泉」とは?【別府八湯温泉の歴史や周辺の観光スポットも紹介】
別府八湯温泉(べっぷはっとうおんせん)は
大分県別府市内にある8か所の温泉郷の総称です。
同じ市内でも泉質が異なり風景も
温泉地ごとに趣があり楽しむことができます。
この記事では
別府八湯温泉の歴史だけでなく
周辺の観光スポットも紹介していきます。
目次
別府八湯温泉の歴史について
別府市内には
8つの個性ある温泉郷があり、
それぞれ歴史も異なります。
浜脇温泉は別府市の東側に位置し、
別府八湯の中で最も古い温泉のひとつです。
昔の浜脇温泉には東温泉と西温泉があり
古くから湯治として利用されていました。
他にも柴石温泉も由緒ある温泉で
895年には醍醐天皇が入湯したといわれています。
また、大正時代の頃までは
「由布院」と「塚原」を加えた「別府十湯」と
呼ばれていましたが、行政区画の変更により、
この2つは外れ、残りの8つを「別府八湯」と呼ぶこととなります。
別府八湯温泉周辺の観光スポットとは?
ここでは
別府八湯温泉周辺の観光スポットを
紹介していきます。
地獄めぐり【別府八湯温泉周辺の観光スポット】
別府観光で見逃すことができない
スポットが「地獄めぐり」です。
全部で8つの「地獄」があり、特に
面白いのが「血の池地獄」。
血の池地獄は、国の名勝にも指定されていて
特徴は真っ赤なお湯なことです。
酸化鉄、酸化マグネシウムの泥土が
噴出していることからこの色になっています。
他の「地獄」も魅力的なものばかりですので、ぜひ地獄めぐりしてみて下さい!
うみたまご【別府八湯温泉周辺の観光スポット】
「うみたまご」は、
50年も前から大分県にある老舗水族館です。
うみたまごは、他の水族館と比べて
人と動物との距離が近いのが特徴です。
動物と触れ合う距離の近さ、展示方法の工夫、
BGMや照明など演出にも工夫を凝らしていて
見ごたえのある水族館なんです。
1Fのアートコーナーでは
海の生き物たちの動きと照明を利用した
幻想的な展示がされていて、どの水槽も
アート作品のような魚たちの動きに見惚れてしまいます。
別府中心街から少し足を運んだ
別府湾臨海にありますが、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
地獄蒸しプリン【別府八湯温泉周辺の観光スポット】
大分県にはいくつもご当地グルメがありますが、
別府八湯温泉周辺で人気なのが「地獄蒸しプリン」。
もともとは別府市明礬(みょうばん)温泉で
天然温泉の湧き上がる蒸気を利用して
プリン作りを始めたのが始まりだと言われています。
現在、別府市内では30以上ものお店で
プリンが販売されていて、それぞれのお店がひと工夫しています。
最後に
この記事では別府八湯温泉の歴史、
周辺の観光スポットを紹介しました。
温泉の歴史に興味のある方や
これから別府八湯温泉へ行く方などにとって
この記事が少しでも参考になれば幸いです。