日本製チーズナイフおすすめ5選|燕三条・関・ステンレスの国産チーズカッター

チーズは、切り方ひとつで表情が変わります。

カマンベールのやわらかな中身を潰さずに切る。ブロックチーズをすっと薄く切り分ける。小さなひと手間ですが、断面が美しいだけで食卓まで少し上品に見えるものです。

そんなチーズを気持ちよく切り分けたいなら、専用のチーズナイフチーズカッターが便利です。

なかでも日本製には、燕三条のステンレス加工や岐阜県関市の刃物づくりを生かした製品など、道具としての完成度が高いものがあります。

この記事では、日本製のチーズナイフ・チーズカッターから、使い方や形状の異なるおすすめ5商品を紹介します。

目次

日本製チーズナイフ・チーズカッターの選び方

チーズナイフは、一般的な包丁をそのまま小さくした道具ではありません。

チーズのやわらかさや粘りに合わせて、穴あきの刃や波刃、細いワイヤーなど、それぞれに理由のある形が与えられています。

やわらかいチーズには穴あき・ワイヤータイプ

カマンベールやクリームチーズなど、やわらかく粘りのあるチーズは包丁の側面にくっつきやすいのが難点です。

そこで便利なのが、刃に穴が開いたチーズナイフワイヤー式のチーズカッター

チーズと道具が触れる面積を減らせるため、形を崩しにくく、断面も美しく仕上げやすくなります。

ブロックチーズにはナイフタイプ

ある程度かたさのあるチーズを切り分けるなら、しっかり握って力をかけられるナイフタイプが便利です。

とくに刃物づくりで知られる岐阜県関市のチーズナイフには、モリブデン系ステンレス鋼などを採用した製品もあります。

チーズ専用とは思えないほど、一本の刃物として端正な仕上がりです。

お手入れしやすさならステンレス製

チーズは油分を多く含むため、使用後の洗いやすさも確認しておきたいポイント。

ステンレス製は錆びにくく、においや汚れも落としやすいため、日常使いに向いています。

オールステンレスなら木製ハンドルのような継ぎ目も少なく、すっきりとしたデザインも魅力です。

日本製チーズナイフおすすめ5選

ナガオ 燕三条 チーズカッター ピアノ線 12cm

余計なものを削ぎ落とした、実に潔いチーズカッターです。

本体は18-0ステンレス製。サイズは約120×40mm、重さ約20gと非常にコンパクトで、新潟県燕市で製造されています。

特徴は、刃ではなく細いピアノ線でチーズを切ること。

ブロックチーズややわらかなチーズを必要な分だけ切り分けたいときに使いやすく、バターのカットにも向いています。

包丁を一本取り出すほどではない場面でも、引き出しからさっと取り出せる。この軽快さが魅力です。

燕三条のステンレス製チーズカッターを手頃な価格帯から選びたい場合、まず候補に入れたい一品です。

PISCES オールステンレス チーズナイフ

刃物の町・岐阜県関市で作られる、日本製のチーズナイフです。

刃にはモリブデンを含むステンレス鋼、ハンドルにはステンレススチールを採用。刃渡りは約11.5〜12cmのオールステンレス仕様です。

刀身には大きな穴が開いており、チーズが刃にべったり張りつきにくい形。

ハンドルまで金属で統一された姿は清潔感があり、チーズボードの横に置いても絵になります。

かわいらしい専用道具というより、小さな料理道具としてきちんと使えるチーズナイフ。

「関の刃物」「日本製チーズナイフ」「オールステンレス」といった条件で探している人と相性のよい製品です。

GLOBAL GS-10 チーズナイフ 14cm

キッチンに置かれた姿まで美しい、日本を代表するオールステンレス包丁ブランド「GLOBAL」のチーズナイフです。

GS-10は刃渡り14cm。モリブデン・バナジウムを含む刃物用ステンレスを刀身に使い、柄には18-8ステンレスを採用しています。日本製で、右利き・左利きのどちらでも使える波刃仕様です。

メーカーでは、白カビタイプなどのソフト系チーズ向けとして案内されています。

刃にはチーズの付着を抑えるための大きな穴があり、先端は切ったチーズを取り分けやすい形状。

チーズを切るという小さな仕事のために、ここまで美しい道具を使う。その少し贅沢な感覚も、この製品の魅力でしょう。

価格よりもデザインや質感、道具としての完成度を重視したい人に選びやすい一本です。

ヨシカワ EAトCO Kaku チーズカッター

包丁のように切るのではなく、ステンレスワイヤーで静かにチーズへ入っていくチーズカッターです。

EAトCOの「Kaku」は本体もワイヤーもステンレス製で、日本製。全長約110mm、幅約82mmと手のひらに収まりやすいサイズです。ワイヤーは交換にも対応しています。

プロセスチーズやクリームチーズ、ブルーチーズなどのやわらかいチーズに向いており、バターやゆで卵のカットにも使えます。

平面だけでなく曲面にもワイヤーを当てられるため、丸いチーズを切り分けたいときにも便利。

磨かれたステンレスの姿は、調理器具というより小さなオブジェのようです。

収納したまま忘れてしまう道具ではなく、食卓の近くに置いておきたくなる国産チーズカッターです。

曙産業 ベビーチーズカッター CH-2103

最後は少し方向を変えて、ベビーチーズ専用の日本製カッター。

CH-2103は、一般的なベビーチーズを約1cm角のサイコロ状、または細長いスティック状にカットできるユニークな製品です。ワイヤーには18-8ステンレスを採用し、日本国内で製造されています。

おつまみとしてそのまま食べるベビーチーズも、小さく切るだけでサラダやお弁当の具材として使いやすくなります。

包丁で何度も細かく切る手間を、ワイヤーで一度に整える。

派手な道具ではありませんが、「こういうのでいい」ではなく「こういうのが欲しかった」と思わせてくれる、日本らしいアイデア調理器です。

日本製チーズナイフ5選を用途で比較

手軽なブロックチーズの切り分けなら「ナガオ 燕三条 チーズカッター」。

関の刃物らしいステンレスナイフを選ぶなら「PISCES」。

デザインと本格的な刃物としての質感を重視するなら「GLOBAL GS-10」。

カマンベールやクリームチーズなど、やわらかなチーズをワイヤーで切りたいなら「EAトCO Kaku」。

ベビーチーズをお弁当やおつまみに使う機会が多いなら「曙産業 CH-2103」が便利です。

同じチーズを切る道具でも、それぞれ得意な仕事はかなり違います。

普段よく食べるチーズを思い浮かべると、自分に合う一本が見つけやすくなります。

日本製チーズナイフで、チーズをもっと美しく

チーズは包丁でも切れます。

それでも専用のチーズナイフを使う意味は、単に切れることだけではありません。

刃にまとわりつきにくい。形を崩しにくい。食卓でそのまま使っても美しい。

小さな違いが重なって、一切れのチーズが少し丁寧な料理に見えてきます。

燕三条のステンレス加工、関の刃物づくり、使い勝手を考えた日本製のアイデア道具。

お気に入りのチーズに合わせて、長く使いたくなる国産チーズナイフを選んでみてください。

目次