賞味期限切れの油(あぶら)を使うと危険？【油の賞味期限の注意点】
【開封前のサラダ油の賞味期限】
おおよそ1～2年
油は炒め物や揚げ物だけでなく、
ドレッシングにしたりと万能調味料です。
お中元やお歳暮などでもらったり、
前もって買っておいたりすると
気が付いたときには賞味期限切れになんてことはありませんか？
この記事では、
そんな賞味期限切れの油を使うと危険なのか？
油の賞味期限について詳しく解説していきます。
賞味期限切れの油(あぶら)を使うと危険？
結論からいいます。
賞味期限切れの油は未開封であれば使うことができます！
未開封の油は賞味期限切れであっても
カビや細菌が繁殖できないので腐ることはありません。
ただ使えるだけであって、
健康上問題ないかと聞かれれば問題はあるでしょう。
賞味期限切れの油(あぶら)はいつまでならOK？
賞味期限切れの油は
いつまでなら使ってもいいのでしょうか？
いつまでに！と断定することはできませんが、
酸素や光、熱の影響が少なければ
賞味期限切れの油でも使うことはできます。
賞味期限切れの油で問題なのは｢酸化の度合い｣です。
酸化する原因は空気に触れること！
つまり、開封すると酸化が進んでいきます。
そのため、
未開封の物で保存状態が良ければ、
賞味期限切れから3ヶ月程度なら大丈夫なようです。
なかには、
半年～1年経ったものでも大丈夫だった
との意見もありますが、あまりおすすめはできません。
油(あぶら)の賞味期限について
油の賞味期限は
製造から1年～2年位になっているものが多く、
これは未開封の状態での賞味期限になります。
開封すると空気に触れ酸化が進み、
味やニオイが変化していくため
油のせいで料理全体の美味しさを損なうこともあります。
どんな油の種類でも開封した場合は
1ヶ月～2ヶ月以内で使い切るようにしましょう。
油の賞味期限は保存容器によって違う！
油の賞味期限は
保存された容器によって賞味期限が異なります。
- プラスチック容器の場合→1年
- 透明ガラス瓶の場合→1年半
- 紙容器の場合→2年
- 金属缶の場合→2年
- 遮光ガラス瓶の場合→2年
容器によって賞味期限に差が出てくるのは、
酸素の通りやすさや光の通りやすさが影響しています。
油は酸素や光、熱によって劣化していくため、
影響をもっとも受けやすいプラスチック容器は
その分賞味期限が短くなってしまいます。
最後に
賞味期限切れの油(あぶら)は
未開封であれば使うことはできます！
しかし、
未開封でも熱や光に影響を受けた場合や
開封して酸化が進んでいる場合、
お腹を壊すことがなくとも健康上よくありません。
酸化した油を摂ることは
動脈硬化やがんの原因になるとも言われています。
そのため、
賞味期限切れの油は未開封であっても
2～3ヶ月くらいを目安にし、
開封したものは2ヶ月以内には使い切るようにしましょう。
