寝る前にバナナを食べると危険？【夜のバナナの注意点】
夜寝る前にバナナを食べるデメリットはある？？
寝る前にバナナを食べると危険なの！？
目次
寝る前にバナナを食べるデメリット
夜、寝る前にバナナを食べるデメリットは多くありません。
食物繊維が豊富で整腸作用もあるバナナはダイエットに向いている食べ物です。
ただし、食べる量や時間には注意が必要です。
バナナを食べる量は、カロリーや糖分がオーバーしないように気をつけましょう。
また時間についてですが、睡眠をとる１時間前までには食べるようにしましょう。
寝る前にバナナを食べるメリット
夜、寝る前にバナナを食べるメリットをご紹介します。
- ダイエットの効果
- 睡眠の質を高めてくれる
- 体の不調を治してくれる
- 胃に負担がかかりにくい
ダイエットの効果
甘いバナナを夜に食べたら太りそう！と思いますよね。
ところが夜、寝る前にバナナを食べることはダイエット効果があるんです。
バナナに含まれるアルギニンは、体内に摂取されると成長ホルモンの働きを活性化させるオルニチンに変化します。
成長ホルモンは新陳代謝を活発にしたり、脂肪の代謝を促し脂肪が過度たまらないようにする働きをします。
つまり成長ホルモンの活性化は、体脂肪が燃えやすくなり、ダイエット効果が期待できるんです。
睡眠の質を高めてくれる
夜、寝る前にバナナを食べることは「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの分泌を助けてくれる効果があります。
バナナには、セロトニンや睡眠を促すメラトニンの材料となるトリプトファンが含まれています。
メラトニンが増えることで、寝つきが良くなったり睡眠の質を高めてくれる効果があります。
つまりトリプトファンの不足は、不眠症や睡眠の質を低下する原因となるのです。
夜、寝る前にバナナを食べることでリラックス効果とともに睡眠を促すと考えられています。
体の不調を治してくれる
夜、寝る前にバナナを食べると体の不調を改善する効果が期待できます♪
なぜならバナナにはビタミンB１やマグネシウムなどの栄養が豊富に含まれているから。
マグネシウムはホルモン分泌や神経の正常な働きに必要な栄養です。
そのためバナナを食べることで体の不調を改善してくれる効果が期待できます。
胃に負担がかかりにくい
夜、寝る前にバナナを食べるメリットに、胃への負担が少ないことも挙げられます。
バナナには消化に時間のかかる油脂がほとんど含まれません。
だからバナナは素早く消化することができ、胃に負担がかかりにくいんです。
さらにバナナは調理の必要もなく、皮をむけばすぐに食べられます。
そのため寝る前に気軽に食べたい時にはバナナがとってもオススメなんです♪
寝る前に知っておきたい！バナナの栄養価や効果効能！
バナナというと
栄養がつまっていて、
腹持ちの良い果物というイメージですよね。
朝食にバナナ１本食べている
という人もよく耳にします。
バナナには実際、
どのくらい栄養が含まれているでしょうか。
以下では、バナナ１００gあたりのタンパク質含有量や、バナナの栄養価、効果や効能も紹介していきます。
バナナのタンパク質含有量
バナナ１本には
どのくらいタンパク質が
含まれているでしょうか。
バナナ１００gあたりの
タンパク質含有量は１.１gです。
バナナ１本の可食部は約９０gなので
バナナ１本には約１gのタンパク質が含まれています。
※バナナの可食部：バナナの皮以外の部分
バナナの主成分は糖分(炭水化物)で、
タンパク質はあまり多くない食品です。
バナナの栄養価について
バナナにはタンパク質は
あまり多くは含まれていませんが
どのような栄養が含まれているのでしょうか。
バナナはブドウ糖と果糖、ショ糖の
３つの糖類を多く含んでいます。
まず消化の早いブドウ糖と果糖が
エネルギーに変わるので、バナナを食べると
すぐに身体のエネルギーになります。
さらに、消化の遅いショ糖が
時間をかけてエネルギーに変わることから
エネルギーが長持ちするんです。
つまり、バナナを食べると
すぐにエネルギーが作られ、
エネルギーが長時間持続するんです。
可食部100g当たりのバナナの栄養素
- タンパク質：約1.1g
- 炭水化物：約22.5g
- 脂質：約0.2g
- 無機質(ミネラル)：約0.4g
- ビタミン：約0.018g
タンパク質【可食部100g当たりのバナナの栄養価】
- グルタミン酸： 120 mg
- アスパラギン酸： 99 mg
- ヒスチジン： 81 mg
- ロイシン：69 mg
- リシン(リジン)： 51 mg
- バリン： 48 mg
- アルギニン： 45 mg
- グリシン： 41 mg
- アラニン： 39 mg
- プロリン： 38 mg
- セリン： 38 mg
- フェニルアラニン： 35 mg
- イソロイシン：34 mg
- トレオニン(スレオニン)： 32 mg
- シスチン： 15 mg
- メチオニン： 14 mg
- トリプトファン： 10 mg
- チロシン： 9 mg
※赤文字が必須アミノ酸
炭水化物【可食部100g当たりのバナナの栄養価】
- しょ糖：10.5g
- でんぷん：3.1g
- ブドウ糖：2.6g
- 果糖：2.4g
- 麦芽糖：微量
でんぷんとは、ブドウ糖がたくさん集まってできるものです。
バナナの栄養価で特に多いのは
しょ糖とブドウ糖と果糖(かとう)の３つ。
このようにイメージすればわかりやすくなります。
無機質(ミネラル)【可食部100g当たりのバナナの栄養価】
- カリウム：0.36g
- マグネシウム：0.032g
- リン：0.027g
- カルシウム ：0.006g
- 鉄：0.0003g
- 亜鉛：0.0002g
- 銅：0.00009g
- マンガン：0.00026g
- ナトリウム：微量
ビタミン【可食部100g当たりのバナナの栄養価】
- ビタミンC：0.016g
- ナイアシン：0.0007g
- ビタミンE：0.0005g
- パントテン酸：0.00044g
- ビタミンB6：0.00038g
- ビタミンB1：0.00005g
- ビタミンB2：0.00004g
- ベータカロテン：56μg
- 葉酸：26μg
バナナにはビタミンCが多く含まれています。
0.016gとみると少なく感じますが
ビタミンCが多いと噂のレモンでも
100g当たりのビタミンCは0.1gです。
バナナジュースやバナナチップスの栄養価
バナナジュースやバナナチップスなど
色々な食品としてバナナは使われています。
そういった食品は
どういった栄養があるのかを
以下で紹介していきます。
- バナナジュースの栄養価
- バナナチップスの栄養価
バナナジュースの栄養価
バナナジュースは
バナナと牛乳によって作られます。
そのため、バナナには少ない
タンパク質を摂取できます。
牛乳はタンパク質だけではなく
ミネラルやカルシウムも豊富です。
栄養価の高い牛乳とバナナを
一緒に摂り入れられる
最高のエネルギー補給食品といえます。
バナナチップスの栄養価
バナナチップスには
どのような栄養が含まれているでしょうか。
バナナチップスとは
生バナナをココナッツ油で揚げたものです。
砂糖で味付けもされているため
カロリーが高いことが特徴ですが、
ブドウ糖が豊富です。
ブドウ糖とは、
脳の栄養素になるものなので、
デスクワークの休憩中に
食べたりするといいかもしれません。
しかし、ブドウ糖の過剰摂取は
糖尿病の原因になるため、
バナナチップスの食べすぎには気を付けましょう。
バナナの効能や効果
バナナの栄養によって
得られる効果や効能を紹介します。
バナナは消化と吸収が良く、
食物繊維も多いため、
便秘を解消してくれます。
他にもミネラルの中には
カリウムも多く、血流をスムーズにして
血圧の上昇を抑制してくれます。
バナナは果物の中では
比較的カロリーが高いですが、
ショートケーキやご飯１杯の
わずか３分の１のカロリーなのです。
そのわりには満腹感があり、
栄養も豊富なバナナは
ダイエット中の人にも
おすすめできる食べ物です。
まとめ
この記事では、寝る前のバナナの注意点だけでなく、バナナの栄養価や効果効能も簡単に紹介しました！
