たこ焼き発祥の地はどこ？【たこ焼きの起源や歴史をわかりやすく解説】
たこ焼きといえば、どこの地名が思い浮かびますか？
ほとんどの人が｢大阪｣と答えるでしょう。
たこ焼き発祥の地は本当に大阪なのでしょうか？
また、いつから食べられているのでしょうか？
この記事では、
たこ焼き発祥の地や起源、歴史について
簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
たこ焼き発祥の地はどこ？【たこ焼きの起源について】
たこ焼き発祥の地は大阪です！
やはり、
大阪名物たこ焼きといわれるだけあって、
たこ焼きは大阪で誕生しています。
しかし、たこやきの起源は
兵庫県名産の｢明石焼き｣が原点です。
その後、ちょぼ焼きやラヂオ焼きが出始め、
進化したものが今のたこ焼きとして出来上がります。
それが昭和10年のことで、
大阪にある｢会津屋｣という
ラヂオ焼き店でたこ焼きが考案されました。
当時のお客さんから
ラヂオ焼きにタコを入れてほしいとの
声を取り入れたことで｢たこ焼き｣が生まれます。
たこ焼きの歴史
たこ焼きの歴史は
江戸時代の後半から明治時代にかけて
たこ焼きの起源となるものが誕生しています。
その後｢たこ焼き｣という名前がつき、
親しまれるようになったのは昭和になってからのことです。
そのたこ焼きの歴史について、
時代順に以下で紹介していきます。
江戸時代から明治時代【たこ焼きの歴史】
たこ焼きの起源となる｢明石焼き｣は
江戸時代が終わる頃から明治時代の初期に
兵庫県明石地方で誕生しました。
玉子焼とも呼ばれる明石焼きは
卵、浮粉や沈粉とよばれる粉、
小麦粉、タコ、だしを混ぜて丸く焼いたものです。
フワフワした食感と
だし汁につける食べ方が特徴的で、
地元の屋台で販売されるとすぐに評判になりました。
大正時代【たこ焼きの歴史】
大正時代になると｢ちょぼ焼き｣が考案され、
駄菓子屋や縁日で子どもたちのおやつとして人気を集めます。
ちょぼ焼きは小麦粉を水で溶いた生地に
こんにゃく、葱、紅生姜、天かすなどの具材を入れ焼いたものです。
丸い窪みのある四角い型で焼き上げるため、
お好み焼きにも似たように見えますが
この頃お好み焼きはまだ誕生していません。
そして、ちょぼ焼きの少しあとに｢ラヂオ焼き｣が誕生します。
ラヂオ焼きはダシで溶いた小麦粉に
スジ肉やこんにゃくを入れ丸く焼いたもので、
今のたこ焼きにかなり近いものでした。
ただその当時はソースではなく、
醤油ベースの味だったそうです。
昭和時代【たこ焼きの歴史】
たこ焼きが誕生したのが昭和10年、
当時ラヂオ焼きの店をしていた店主が
お客さんの要望を取り入れたことで｢たこ焼き｣が生まれます。
当初は醤油風味のだしで味付けし、
何もかけずに食べるのが主流でした。
そして、
ソースが開発された昭和23年以降に
今のたこ焼きのスタイルが出来上がります。
昭和30年には
大阪市内で5000軒以上の
たこやき屋ができるほどブームとなり、
大阪名物になっていったそうです。
最後に
この記事では、たこ焼き発祥の地や起源、
歴史について簡単にわかりやすく解説しました。
