五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)の語源は
「五十歩をもって百歩を笑う」という
中国戦国時代の孟子(もうし)の言葉です。
※孟子は紀元前372年頃に誕生した人なので
聖徳太子が生きた飛鳥時代が誕生する年の
約1000年前に生きていた人物となります。
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「五十歩百歩」という言葉は
この「五十歩をもって百歩を笑う」
という言葉を省略して生まれたものです。
目次
「五十歩をもって百歩を笑う」の語源や由来
「五十歩をもって百歩を笑う」は
遼(りょう)の恵王(けいおう)に対して
孟子が放った言葉が由来となります。
恵王が自分の国と他の国の政治を比較し
自分の国の方が優れているといった時のこと。
それを聞いた孟子が
「五十歩をもって百歩を笑う」
という言葉を放ちました。
この言葉の意味
↓
「戦場で五十歩逃げた人が
百歩逃げた人を臆病である
といって笑うようなものだ。」
孟子の言葉の真意を簡単にまとめると
本質的にあまり違いがないということです。
こういった意味が日本にも伝わり
「五十歩百歩」という省略された言葉で
孟子がいった意味と同じような意味で
現在もなお使用されることになりました。
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