榛名神社ってどんな神社?【歴史や見どころをわかりやすく解説】
榛名神社(はるなじんじゃ)は
群馬県高崎市にある神社です。
榛名神社はどんな神社だったのか?
榛名神社を誰が建てた人は誰なのか?
この記事では
榛名神社の歴史だけでなく
観光での見どころについて
わかりやすく解説していきます。
目次
榛名神社の歴史をわかりやすく簡単に
榛名神社は、約1400年の歴史をもちます。
榛名神社の創建は
日本の第2代天皇・綏靖天皇の時代に
饒速日命の御子・可美真手命父子が
山中に神籬(ひもろぎ)を立て天神地祇を祀ったのが始まり。
そして586年に祭祀の場が創建されたと伝えられています。
また、927年の「延喜式神名帳」には
全国の主要な神社名が書かれており、
上野国十二社として榛名神社は位置づけられています。
これが榛名神社が、歴史書の中で
最初に取り上げられた史料だといわれていて、
この時すでに格式の高い神社と言われるほど
榛名神社は成長していたことが分かります。
赤城山・妙義山と共に上毛三山の一つとされる榛名山の神を祀っていて、御祭神は火の神である火産霊神(ほむすびのかみ)と土の神えある埴山毘売神(はにやまひめのかみ)を主祭神としています。
また、明治以降は次の神様も一緒に祀っています。
- 水分神
- 高龗神
- 大山祇神
- 大物主神
- 木花開耶姫神
榛名神社の建造物は
6棟が重要文化財に指定されており
矢立スギも国の天然記念物だったりと
貴重な文化財が多数あります。
現在、全国各地から
多くの参拝者が訪れています。
榛名神社の見どころとは?観光前に要チェック!
ここでは
榛名神社の見どころを
紹介していきます。
観光前に要チェックです!
本殿【榛名神社の見どころ】
本殿は1806年に再建されたもので
国の重要文化財に指定されています。
春日造本社と入母屋造拝殿の間を
幣殿でつないだ複合社殿です。
柱・梁などの各所に華やかな
彩色と彫刻があるのが特徴のひとつです。
本殿は背後の御姿岩に接していて
御姿岩内の洞窟に御神体を祀っています。
双龍門【榛名神社の見どころ】
双龍門は、江戸時代後期の1855年に建立されました。
入母屋造銅板葺の四脚門で、
竜の彫刻や水彩画が描かれていることから
双龍門と呼ばれるようになりました。
龍を描いた墨は水戸藩主・徳川斉昭公が
宋の哲栄皇帝勅製の墨を賜ったものといわれています。
国の重要文化財に指定されています。
矢立スギ【榛名神社の見どころ】
榛名神社の矢立スギは
戦国武将・武田信玄が戦勝祈願をし、
境内の木に矢を射たてる矢立行事を
行ったことで有名になっています。
国の天然記念物に指定されています。
最後に
榛名神社の歴史や見どころについて
なるべくわかりやすく解説しました。
神社の歴史に興味のある方や
これから榛名神社を観光予定の方にとって
この記事が少しでも参考になれば幸いです。