「もみあげ」の語源や由来は何?

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「もみあげ」の語源や由来
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「もみあげ」の語源や由来は何?

柴犬

「もみあげ」の語源や由来について

「もみあげ」の語源や由来をたどると
江戸時代までさかのぼることになります。

 

もみあげの漢字表記は
「揉み上げ」です。

この漢字表記が
もみあげの語源や由来を知る
大きなヒントになる要素です。

時は江戸時代

 

伽羅油(きゃらあぶら)をつけた
もみ上の頬髭が流行っていたそうです。

■伽羅油(きゃらあぶら):江戸時代前期に売られ始めた鬢(びん)付け油の一種
■頬髭(ほほひげ):ほっぺのひげ

そのため
この部分の毛を揉み上げていたことが
揉み上げ(もみあげ)の語源や由来では?
と専門家たちの間では推測されています。

 

江戸時代になってから様々な作品の中で
「もみあげ」という言葉は登場しています。

女郎のもみあげ、あまりにうつくしかりければ

独寝(ひとりね)

 

もみあげの辺りを洗ひながら

浮世風呂(うきよぶろ)

浮世風呂;戯場粋言幕の外;大千世界楽屋探 (新 日本古典文学大系)

 

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