「処女(しょじょ)」の語源は
「処」と「女」の2つの漢字です。
「処」の意味は「居る」なので
「処女」で「居る女」という意味になり
結婚前の家にいる女性を差す言葉でした。
未婚の女性という意味から派生していき
「性行為をしたことがない女性」
といった意味に変化したことが由来です。
じつは、「処女」という言葉はもともとは
「かわいらしい女性」のことを指すこともあり
「処女(おとめ)」と読むこともあったようです。
孫子(そんし)の中ではその意味で
処女という言葉が使用されています。
始めは処女の如く、後は脱兎の如し
孫子
明治時代以降から
「処女作」などのように
欧米語の和訳のときなどにも
処女という言葉は使用されました。
※処女作(しょじょさく):初めて制作した、または世に発表した作品
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