「総すかん」の語源や由来は何?

総すかんの語源は「総」と「好かん」です。

総すかんという言葉は
この2つの言葉が繋がってできたもの。

 

「総(そう)」の意味は現在と同じで
一同とか全員という意味になります。

「好かん」の意味も現在と同じで
「好きではない」という意味です。

「すべての人から嫌われている」
といったような意味を伝える際に
「総」と「好かん」をセットにして
総すかんというようになったことが由来。

 

豆知識ですが、大正時代に発売された
内田魯庵が書いた「読書放浪」にも
総すかんという言葉が登場します。

魯庵随筆 (1979年) (近代日本学芸資料叢書〈第1輯〉)

 

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総すかんの使い方について
特に多く使用される表現は
「総すかんをくらう」です。

 

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