第1次世界大戦(だいいちじせかいたいせん)は大正時代に起きた戦争。
連合国と中央同盟国によって
繰り広げられた世界大戦です。
第1次世界大戦とは何か?
原因やきっかけは何だったか?
第1次世界大戦について
この記事ではなるべくわかりやすく
簡単な言葉を使用して解説していきます。
第1次世界大戦とは?
第1次世界大戦とは
1914年7月28日~1918年11月11日の
4年3か月の間に起こった
人類最初の世界戦争です。
日本では欧州大戦、第1次大戦とも呼ばれ
英語ではWWI(World War I)と言われています。
連合国(協商国)と中央同盟国で戦い、連合国側が勝利しました。
【連合国(協商国)】
- フランス共和国
- イギリス帝国
- ロシア帝国
- 大日本帝国
- アメリカ合衆国
- セルビア王国
- モンテネグロ王国
- ベルギー
- イタリア王国
- ルーマニア王国
- ポルトガル共和国
- ギリシャ王国
- 中華民国
【中央同盟国】
- ドイツ帝国
- オーストリア=ハンガリー帝国
- オスマン帝国
- ブルガリア王国
第1次世界大戦はヨーロッパ戦場を
中心に激戦が続きましたが、1918年11月に
ドイツが降伏したことで終結します。
翌年のパリ講和会議でベルサイユ条約が締結されたのです。
第1次世界大戦の原因
第1次世界大戦が起こった原因には
三国同盟と三国協商との間の
帝国主義的対立や民族的対立などがあります。
【三国同盟】
- ドイツ
- オーストリア
- イタリア
【三国協商】
- イギリス
- フランス
- ロシア
根本的な要因は、列強の領土・植民地や
勢力圏をめぐっての対立といえるでしょう。
当時、植民地確保で多くの紛争が生まれ、
列強同士での同盟などが結ばれました。
例えば、ドイツはロシアの動きによって
フランスとの挟み撃ちを警戒します。
そこでまず中立国のベルギーを攻め、
次にフランス、ロシアを攻めるという
シュリーフェン・プランを打ち出していました。
各国が意識をし合った緊張状態だったのです。
そして
サラエボ事件が直接の引き金となり、
第1次世界大戦がはじまります。
同盟側にはトルコやブルガリアなどが、
協商側には同盟を脱退したイタリアのほか
ベルギーや日本、アメリカなどが参加します。
第1次世界大戦のきっかけ
第1次世界大戦は、
1914年6月28日に起きたサラエボ事件を
きっかけに開戦されます。
これはセルビアの青年によって
オーストリア皇太子夫妻が暗殺された事件。
当時オーストリア領だった
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都である
サラエボを視察中に起こった出来事のため
「サラエボ事件」と呼ばれています。
オーストリアはセルビアに宣戦布告します。
そしてロシア帝国がセルビアの味方で、
ドイツがオーストリアの味方をというように
周りの国々が次々と参戦していったのです。
最後に
第1次世界大戦とは何か?
原因やきっかけは何だったのか?などなど
第1次世界大戦について
この記事ではなるべくわかりやすく
簡単な言葉で解説しました。
少しでもあなたの参考になれば幸いです。