「大根役者(だいこんやくしゃ)」の語源や由来は何?

「大根役者」の語源や由来
諸説あり定まっていませんが
近世中期以後に広まった言葉だと
専門家の間では考えられています。

※近世(きんせい)とは、日本の場合だとだいたい安土桃山時代から江戸時代までの期間を指します

 

「大根役者」の語源の候補として
2つの説が挙がっているので紹介します。

  • 「素人」が大根役者の語源や由来になった説
  • 「食当たり」が大根役者の語源や由来になった説

 

目次

「素人」が大根役者の語源や由来になった説

大根の白色(しろいろ)と、
素人(しろうと)をかけて
演技が下手な素人のことを
「大根役者」と呼んだことが
語源や由来になったという説です。

「食当たり」が大根役者の語源や由来になった説

大根はたとえ大量に食べても
消化を促進する成分があるため
基本的に食当たりをしません。

大根は「あたらない」。

その性質が語源や由来となり
あたらない役者にかけて
「大根役者」になった説です。

 

※大根役者(だいこんやくしゃ)の意味:演技が下手くそな役者のこと

 

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