熱田神宮(あつたじんぐう)は
愛知県名古屋市熱田区にある神社です。
熱田神宮はどんな神社だったのか?
熱田神宮を建てた人は誰なのか?
この記事では
熱田神宮の歴史や見どころについて
わかりやすく簡単に解説していきます。
熱田神宮の歴史をわかりやすく簡単に
熱田神宮(あつたじんぐう)は
創祀1900年という長い歴史のある神社。
熱田神宮は、三種の神器の一つである「草薙の剣」を御神体としていることで有名です。
三種の神器とは、天照大御神から授けられた鏡・玉・剣のことで、八咫鏡(やたのかがみ)は伊勢神宮の内宮に、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)は皇居に安置されています。
113年、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が伊勢の国・能褒野で亡くなり、草薙の剣を熱田の地に祀りました。
これが熱田神宮の始まりと言われています。
その後1560年には織田信長が
桶狭間の戦い出陣前に熱田神宮で必勝祈願し、
見事大勝したお礼として、土塀を奉納します。
現在も「信長塀」として
境内で見ることが出来ます。
1945年に戦火に遭い
建造物は焼失しましたが
神体その他の宝物は残りました。
現存している熱田神宮は
1955年に再建されたものです。
今日の熱田神宮には、
多くの奉納品が収蔵・展示されており
様々な祭典・神事なども行われており、
たくさんの参拝者が訪れています。
熱田神宮の見どころとは?観光前に要チェック!
ここでは
熱田神宮の見どころを
紹介していきます。
観光前に要チェックです!
本宮【熱田神宮の見どころ】
熱田神宮の境内にある本宮は
熱田神宮のご祭神である
熱田大神が祀られています。
熱田大神とは、草薙神剣を
御霊代とする天照大御神のことで、
他にも草薙神剣の逸話にまつわる
日本武尊や素戔嗚尊らの
「五神さま」が一緒に祀られています。
一之御前神社【熱田神宮の見どころ】
一之御前神社は熱田神社の最奥部に位置していて、熱田神宮の中で最も神聖な場所に位置しています。
ここでは熱田大神(天照大御神)の荒魂をお祀りしています。
荒魂とは、戦闘的で積極的に働く神霊のことです。
一之御前神社に近づくと、厳粛な空気と強烈なパワーを感じられるかと思います。
最も神聖な場所であるため、撮影禁止となっていますが、ぜひ一度訪れてみてください。
熱田まつり【熱田神宮の見どころ】
熱田神宮ではたくさんの年間行事があり、中でも一番有名なのが「熱田まつり(例祭)」です。
熱田まつりが毎年6月5日に行われています。
※2020年と2021年はコロナの影響で中止。2022年は6月5日に無事開催
花火や武芸などの行事だけでなく
地元名古屋の人は毎年この例祭に
その年初めて浴衣を着るならわしがあるんです。
昔から地元の人達に愛されている熱田まつり、ぜひこの時期に観光する際は訪れてみてくださいね。
最後に
この記事では
熱田神宮の歴史や見どころについて
なるべくわかりやすく解説しました。
神社の歴史に興味のある方や
熱田神宮を観光予定の方にとって
少しでも参考になればうれしいです。