古事記とは何か?日本書紀との違いは?【わかりやすく簡単な言葉で解説】

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ラノベ古事記 日本の神様とはじまりの物語

 

古事記(こじき)とは
奈良時代(712年)に編纂された日本の歴史書です。

 

もう一つ日本の歴史書として
日本書紀」が有名ですが、
どのように違うのでしょうか?

 

この記事では古事記とは何か
日本書紀との違いについても
なるべくわかりやすく簡単な言葉で解説していきます。

 

古事記とは何か?

愛と涙と勇気の神様ものがたり まんが古事記

古事記とは
天武天皇の命令によって
編集された歴史書です。

 

まず天武天皇は稗田阿礼(ひえだのあれ)
帝紀と旧辞を覚えて繰り返し読む
誦習(しょうしゅう)を命じます。

 

そして元明天皇太安万侶(おおのやすまろ)
漢字の音や訓に当てはめた記録を命じて完成したのです。

 

古事記編纂の経緯

古事記以前にも歴史書として
500年頃に編集された、
天皇の系譜が書かれた「帝紀(ていき)」や
伝承が書かれた「旧辞(きゅうじ)」という
書物があったそうです。

 

645年、中大兄皇子中臣鎌足らによる
蘇我入鹿暗殺事件の翌日に蘇我蝦夷
家に火を放って自害します。

その際に朝廷の歴史書を保管していた
書庫までもが炎上し、天皇記など
数多くの歴史書が失われたと伝わります。

 

 

また、当時の天智天皇は
白村江の戦いで唐、新羅連合に敗北して、
史書を編集する余裕などありませんでした。

 

その時点ですでに帝紀、旧辞ともに
修正に次ぐ修正で真実味が失われていたようです。

 

そこで天武天皇は
正しい歴史書を後世に残そうと考え、
古事記と日本書紀の作成を命じたのです。

 

しかし、それは表向きの理由で
都合の悪いことは消して、天皇が政治を
支配することに正当性を持たせることが編纂の目的だったというのが通説です。

 

 

日本書紀と古事記の違いについて

新版 古事記 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)

 

日本書紀は古事記と同じく、
天武天皇の命令
よって編集された書物です。

日本書紀は、川島皇子ら6名の皇族
6名の官人によって編集が行われます。

 

ここでは、古事記と日本書紀の違いを
編纂者以外の点でも紹介していきます。

  • 巻数と作成時間の違い
  • 内容と歌の数
  • 古事記は国内向け

これらの違いについて、以下で解説します。

 

巻数と作成時間の違い【古事記と日本書紀の違い】

古事記は上中下の全3巻構成です。

一方、日本書紀は全30巻に系図1巻
付属しており、古事記の10倍の量です。

 

そして大きな違いは、編纂時間。

古事記の作成は4か月程と推定され、
日本書紀は39年もの長い時間
かけて作成されたそうです。

 

内容と歌の数【古事記と日本書紀の違い】

古事記は全3巻の中身に対して
112首の歌が挿入されています。

また内容は、天皇の歴史を中心として
物語風に描かれています。

 

一方日本書紀は、全30巻に対して
歌は128首と少なめです。

また年代を追って、出来事を編年体で記しています。

 

古事記は国内向け【古事記と日本書紀の違い】

古事記は日本国内向けに書かれています。

古事記の文体は、すべて漢字ですが
日本人に読みやすいように
万葉仮名と呼ばれる一種の仮名に
混じった独特の漢文体を用いていて、
変体漢文と呼ばれています。

 

一方の日本書紀は、漢文体を用いていて
国外に日本をアピールするために作成されています。

そのため近隣諸国の中国や朝鮮半島の
文献なども色々と引用をしています。

 

最後に

神訳 古事記

 

この記事では古事記とは何か、
日本書紀との違いについても
なるべくわかりやすく簡単な言葉で解説しました。

 

 

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