白浜温泉(しらはまおんせん)は
和歌山県西牟婁郡白浜町にある温泉です。
南紀白浜温泉ともいい、
温泉として非常に歴史が古く
日本三古湯のひとつに数えられています。
この記事では、和歌山県
「白浜温泉」の歴史だけでなく
周辺の観光スポットも紹介していきます。
白浜温泉の歴史について
白浜温泉の歴史は非常に古く、
今から1300年以上も昔の飛鳥時代や奈良時代から
「牟婁の温湯」「紀の温湯」の名で知られていたそうです。
日本書紀には、斉明天皇・持統天皇・文武天皇など
歴代の天皇が訪れていたことが記されています。
また万葉集にも「牟婁の湯」が登場しています。
それ以降も、貴族から庶民まで
たくさんの人が白浜温泉を楽しんでいます。
江戸末期の史料紀伊続風土記にも
この地が非常に賑わっていたことが書かれています。
しかし、現存している
大規模な温泉街が作られたのは、
第一次世界大戦後となります。
1922年に瀬戸と鉛山のほぼ中間の
白良浜付近にて源泉を掘り当てることに成功し、
この頃に「白浜」という温泉名が作られたのです。
戦後まもなくは和歌山県南部が
新婚旅行スポットになったことで注目を浴び、
京阪神の奥座敷として団体観光客向けの
歓楽温泉として発展していきました。
今では、夏を中心に多くの観光客が国内外から訪れています。
白浜温泉周辺の観光スポットとは?
ここでは
白浜温泉周辺の観光スポットを
紹介していきます。
白良浜【白浜温泉周辺の観光スポット】
「白良浜」は、白くてサラサラな砂浜で
名前の由来にもなったといわれています。
白い砂浜、透き通る青い海、
真っ青な空が織りなす美しい風景は
まるで南国のリゾート地を彷彿とされます。
日本の渚100選にも選べれていて
ホノルルのワイキキビーチと友好姉妹浜の
提携を結んだほどのビーチです。
夏には本当にたくさんの観光客が訪れます。
例年秋まで暖かいことが多いので
10月前後の観光だと、落ち着いていいかもしれません。
千畳敷【白浜温泉周辺の観光スポット】
千畳敷(せんじょうじき)は、
海岸に広がる大岩盤地形です。
「千畳敷」という名前の由来は、
畳を連想させる薄い広岩が折り重なるように
幾重にも広がっていることから名付けられたそうです。
国の名勝にも指定されていて
夕陽の絶景スポットとしても知られています。
アドベンチャーワールド【白浜温泉周辺の観光スポット】
アドベンチャーワールドは、
動物園・水族館・遊園地が一体となった
テーマパークです。
「人間(ひと)と動物の自然のふれあい」を
テーマにしていて、特にパンダの繁殖で
有名な動物園なんです。
アシカやイルカショーも見ることができ、
陸の動物たちが暮らす「サファリパーク」もあったりと、様々な動物と触れ合うことができます。
最後に
この記事では
和歌山県「白浜温泉」の歴史、
周辺の観光スポットについても紹介しました。
温泉の歴史に興味のある方や
これから白浜温泉へ行く方などにとって
この記事が少しでも参考になれば幸いです。