玉造温泉(たまつくりおんせん)は
島根県松江市玉湯町玉造にある温泉です。
平安時代の「枕草子」より「三名泉」とされ
山陰地方を玉造温泉代表する温泉地の一つです。
この記事では
玉造温泉の歴史だけでなく
周辺の観光スポットも紹介していきます。
玉造温泉の歴史について
玉造温泉は、
日本最古の湯の一つと言われています。
出雲国風土記の中に
「川辺に湯が湧き老若男女が賑わった」
という記述があることから、1300年前には
名湯として知られていたようです。
また美肌効果については、風土記の他
枕草子にも記載があり、古くから
玉造温泉は美肌の湯として親しまれています。
発見されたのは、奈良時代のことで
少彦名命(スクナビコナ)であると伝えられています。
また江戸時代には松江藩藩主の心身を
静かに休める癒しの地となっていて、
”湯之介”という温泉を管理する役職も設けられていた程です。
その後、玉造温泉周辺は温泉街として開発され
現在も「美肌の湯」として知られ、国内外から多くの観光客が訪れています。
玉造温泉周辺の観光スポットとは?
ここでは
玉造温泉周辺の観光スポットを
紹介していきます。
しあわせ青めのう【玉造温泉周辺の観光スポット】
玉造温泉街の中心を美しく流れる
「玉湯川」にはパワースポットである
勾玉(まがたま)型の小島があります。
その小島の中心にあるのが
「しあわせ青めのう」で、これに触ると
幸せになれると言われています。
そばには川沿いに足湯場があるので、
足湯を楽しみながら「しあわせ青めのう」に
チャレンジしてみても良いかもしれません。
ただ、石の周りは滑りやすいので転ばないように十分気を付けましょう。
姫神広場【玉造温泉周辺の観光スポット】
玉湯川沿いに歩いていくと
温泉街のちょうど真ん中あたりに
「姫神広場」が見えてきます。
ここは足湯が楽しめるスポットで
気軽に”美肌”で有名な玉造の湯を味わえます。
広場には「姫神像」もあります。
玉造温泉周辺の地図やフリーペーパーも用意してあるので、はじめにここを訪れるのも良いかもしれません。
とんぼ玉工房いちの家【玉造温泉周辺の観光スポット】
「とんぼ玉工房 いちの家」には
珍しいとんぼ玉が販売されています。
”とんぼ玉”とは、穴のあいたガラス玉のことで
ここではカラフルな色や形が揃えられます。
さらに好みの色を選んで、
ストラップやキーホルダーなど
アクセサリーの製作もできるんです。
約100種類もの中から選べて
オリジナルのお土産ができますよ♪
製作においては冷却するのに40分程かかるので、時間に余裕があるときに、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
最後に
この記事では玉造温泉の歴史、
周辺の観光スポットも紹介しました。
温泉の歴史に興味のある方や
これから玉造温泉へ行く方などにとって
この記事が少しでも参考になれば幸いです。