福山城ってどんな城?城主は誰?【福山城の歴史や、観光での見どころをわかりやすく解説】
福山城(ふくやまじょう)は
広島県福山市丸之内1丁目にあった城です。
福山城はどんなお城だったのか?
城主は誰だったのか?
この記事では
福山城の歴史や城主だけでなく
観光での見どころについても
分かりやすく解説していきます。
目次
福山城の歴史をわかりやすく簡単に
福山城の歴史は
江戸時代にまで遡ります。
1619年、水野勝成が
福山に築城を開始します。
1622年、水野勝成が
福山城の城主となります。
1622年(元和8年)に福山城は完成するが、勝成の偉業はそこに留まらず、引き続き干拓・開墾・治水事業、更にはその資金を補うために全国に先んじて藩札を発行した他、寺社仏閣の修理・再建にまで及んでいる。
福山城は江戸時代建築最後の
最も完成された名城として讃えられます。
歴代の城主は、
水野家、松平家、阿部家と続き
福山城が藩治の中心でした。
1873年に廃城令に伴い廃城となり、
多くの建物が取り壊されます。
1933年に伏見櫓、筋鉄御門、
御湯殿が国宝に指定されます。
しかし1945年の空襲によって
国宝に指定されていた
天守閣と御湯殿が消失してしまいます。
1950年には戦火を免れた
伏見櫓と筋鉄御門が重要文化財に指定され、
その後、それぞれ解体修理がなされます。
1966年に焼失してしまった
天守閣と御湯殿、月見櫓を復元。
1972年、
西御門外枡形櫓台、北御門外枡形石塁が
市の史跡に指定されます。
翌年には鏡櫓が復元、
小山丸が市の史跡に指定されます。
1979年には鐘櫓が復興され
市の重要文化財に指定されています。
福山城の見どころとは?観光前に要チェック!
ここでは
福山城の見どころを
紹介していきます。
観光前に要チェックです!
伏見櫓【福山城の見どころ】
空襲によって
ほとんど消失してしまった中で、
奇跡的に残ったのがこの伏見櫓です。
望楼型と呼ばれる古風な建築遺構で、
国の重要文化財に指定されています。
伏見櫓は、例年
文化の日(11月3日)のみ一般公開されています。
筋鉄御門【福山城の見どころ】
こちらも江戸時代からの遺構で
国の重要文化財に指定されています。
また、伏見城から
移築したものといわれています。
柱の角に筋鉄を施しており
扉に数十本の筋鉄を
うちつけていることから、
この名がつけられています。
こちらは内部非公開となっています。
天守閣【福山城の見どころ】
福山城天守閣は、現在
福山城博物館として運営されています。
福山城関連の甲冑、武具や
歴史資料、文書類など
福山に関するものが展示されています。
また、最上階には
展望台があり、市街地を一望できます。
最後に
福山城の歴史や城主、
観光の見どころについて
なるべくわかりやすく解説しました。
日本のお城の歴史に興味のある方や
これから福山城を観光する方などにとって
この記事が少しでも参考になれば幸いです。