「誤魔化す(ごまかす)」の語源や由来は何?

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「誤魔化す(ごまかす)」の語源や由来
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「誤魔化す(ごまかす)」の語源や由来は何?

柴犬

「誤魔化す(ごまかす)」の語源や由来について

「誤魔化す(ごまかす)」の語源や由来
江戸時代までさかのぼることでみえてきます。

 

「誤魔化す」の語源として
2つの説が挙がっているので
明らかになっていませんが
どちらの説も江戸時代が起源です。

  1. 胡麻菓子がごまかすの語源説
  2. 護摩がごまかすの語源説

胡麻菓子がごまかすの語源説

胡麻菓子(胡麻のお菓子)が
ごまかすの語源や由来となった説です。

江戸時代に販売されていたお菓子に
「胡麻胴乱(ごまどうらん)」という
中が空洞のお菓子が当時ありました。

その胡麻菓子が見かけ倒しだったため
それを比喩する形で「ごまかす」が誕生。

漢字の「誤魔化す」については
ただの当て字だと考えられています。

 

護摩がごまかすの語源説

江戸時代、祈祷(神さまに祈る)の際に
火の儀式として焚く「護摩(ごま)」が
ごまかすの語源や由来になった説です。

※護摩:インド系宗教において行われる火を用いる儀式

まぎらかすなどの「かす」と同じ
接尾語の「かす」が護摩について
「ごまかす」という言葉になったと
専門家の間では考えられています。

参考文献:暮らしのことば 新 語源辞典

 

なぜ祈祷の際に焚く「護摩(ごま)」が
「ごまかす」の語源や由来になったのか?

それは当時、
弘法大師(空海)の護摩の灰だと噓をついて
普通の灰を販売する詐欺師がいたからだとか。

弘法大師 空海 生きる力を与える言葉 (ロング新書)

 

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