石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)は京都府八幡市にある神社です。
本殿を含む建造物10棟が国宝に指定されています。
この記事では
石清水八幡宮の歴史だけでなく
観光での見どころについて
わかりやすく解説していきます。
石清水八幡宮の歴史をわかりやすく簡単に
京都の石清水八幡宮は長く
始まりは860年、清和天皇の命によって
社殿が造営されたのが創建とされます。
石清水八幡宮の祭神として
次の3神が祀られています。
- 中御前…誉田別命(ほんだわけのみこと)
- 西御前…比咩大神(ひめおおかみ)
- 東御前…息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)
「石清水」の社名の由来は、
男山に既に鎮座していた
石清水山寺(現・摂社石清水社)からとも、
男山の中腹から湧き出ている
”石清水”からとも言われています。
国家鎮護の神社として崇敬された石清水八幡宮は、政治上でも重要な拠点にもなっています。
平安時代の939年、石清水八幡宮は伊勢神宮に次いで奉幣される地位を得て、皇室・朝廷からは京都の「南西の裏鬼門」を守護する王城守護鎮護の神、王権・水運の神として篤く崇敬されます。
※奉幣(ほうへい)=神前に幣をたてまつること。
※幣(ぬさ)=神社で神前に奉献するものの総称。
中世以降は、清和源氏の
足利氏・今川氏・武田氏などの源氏諸氏族から
氏神として崇敬されていた為、
武神・弓矢の神・必勝の神とされました。
幕末までは神仏習合の宮寺として
「石清水八幡宮護国寺」と称し、
清水寺や比叡山「延暦寺」など多くの
寺院と深い関係を持っていました。
1868年に明治政府の神仏分離によって、神号を「八幡神社」と改めます。
その後1918年に社号を「石清水八幡宮」と改称し、今に至っています。
石清水八幡宮の見どころとは?観光前に要チェック!
ここでは
石清水八幡宮の見どころを
紹介していきます。
観光前に要チェックです!
本殿【石清水八幡宮の見どころ】
石清水八幡宮の本殿には
祭神が鎮座しています。
内殿と外殿、相の間で構成された
八幡宮造(はちまんぐうづくり)で
珍しい建築様式となっています。
内殿は切妻造、外殿は流造、両殿とも檜皮葺です。
本殿は国宝に指定されています。
エジソン記念碑【石清水八幡宮の見どころ】
石清水八幡宮の境内には
エジソン記念碑が設置されています。
なぜかというと、当時エジソンは
電球の長期点灯の開発に試行錯誤していました。
そしてエジソンは
竹でフィラメントを作ることで
電球の寿命が飛躍的に延びることを発見。
その竹こそが八幡市の男山周辺で
あったというゆかりから、境内にエジソン記念碑を建立したのです。
最後に
この記事では
石清水八幡宮の歴史や
観光での見どころについて
わかりやすく解説しました。
神社の歴史に興味のある方や
石清水八幡宮を観光する予定の方にとって
この記事が少しでも参考になれば幸いです。