「醸す(かもす)」の語源や由来は何?

「醸す(かもす)」の語源は「かむ」です。

この「かむ」は古事記でも登場するくらい
ずっと昔の時代から使用されていた言葉で
その意味は、「お酒を醸造すること」です。

 

なぜ「かむ」がそのような意味かというと
お酒をつくる際の行動が由来になっています。

お酒をつくる際
口の中でお米を噛みつぶして吐きだし
瓶に蓄え醗酵(はっこう)されていたため
お酒を醸造することを「かむ」というようになりました。

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「醸す(かもす)」の意味の由来

醸す(かもす)の意味は
元々「醸造すること」でしたが
現在では「ある状態や事態を作り出すこと」
といったような意味で使用されています。

分かりやすい例を挙げるならば「物議をかもす」。

醸す(かもす)の語源である「かむ」が変化し
室町時代ごろから「かもす」という言葉が
日本で使われるようになったことが由来です。

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