「醸す(かもす)」の語源は「かむ」です。
この「かむ」は古事記でも登場するくらい
ずっと昔の時代から使用されていた言葉で
その意味は、「お酒を醸造すること」です。
なぜ「かむ」がそのような意味かというと
お酒をつくる際の行動が由来になっています。
お酒をつくる際
口の中でお米を噛みつぶして吐きだし
瓶に蓄え醗酵(はっこう)されていたため
お酒を醸造することを「かむ」というようになりました。
目次
「醸す(かもす)」の意味の由来
醸す(かもす)の意味は
元々「醸造すること」でしたが
現在では「ある状態や事態を作り出すこと」
といったような意味で使用されています。
分かりやすい例を挙げるならば「物議をかもす」。
醸す(かもす)の語源である「かむ」が変化し
室町時代ごろから「かもす」という言葉が
日本で使われるようになったことが由来です。
室町時代 (1336年から1573年まで) とは?どんな時代だった?【重要人物の最期(死因)も公開】
室町時代 (むろまち じだい) とはいったいどんな時代だったのか? この記事では室町時代の歴史ついてなるべく簡単な言葉でわかりやすく解説し最初から最後までを年表で...
古事記とは何か?日本書紀との違いは?【わかりやすく簡単な言葉で解説】
古事記(こじき)とは 奈良時代(712年)に編纂された日本の歴史書です。 https://tromolo.jp/nara-jidai もう一つ日本の歴史書として 「日本書紀」が有名で...
厳選!日本語の語源や由来一覧【日常会話で使う言葉を中心にまとめました】
日常会話で使う日本語を中心に、語源や由来を一覧でまとめました! https://tromolo.jp/a https://tromolo.jp/ka https://tromolo.jp/sa https://tromolo.jp/ta ...