「彼氏(かれし)」の語源や由来は何?

「彼氏(かれし)」の語源は「彼」です。

じつは大正時代以前の日本では
「彼氏」や「彼女」という言葉はなく
男女ともに「彼」が使用されていました。

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つまり、近代化が進んだ明治時代とかでも
まだ彼氏や彼女という言葉はなかったのです。

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大正時代になってから
「彼女」という言葉が使用され
「彼」は第三者の男性のことを指して
「彼女」は第三者の女性のことを指すように。

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「彼氏」という言葉が広まったのは
昭和時代の初期に徳川夢声が使用して
それが流行語になった後からとなります。

この徳川夢声が使用した「彼氏」の意味は
「彼」と同じで第三者の男性を差しましたが
そこから意味は変化して、現在の意味のように
男性の恋人のことを彼氏というようになったのが由来です。

 

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