「几帳面(きちょうめん)」の語源や由来は何?

「几帳面(きちょうめん)」の語源や由来は何?
柴犬
「几帳面(きちょうめん)」の語源や由来について
「几帳面」の語源や由来を辿ると
平安時代くらいまで遡ることになります。
もともとの「几帳面」の意味は
今と意味がまったく違います。
「几帳面」とは、刻み目をいれた
几帳の柱の表面を差す言葉でした。
几帳(きちょう)というのは
平安時代以降の豪邸で使われた
二本のT字型の柱に薄絹を下げた
間仕切り(まじきり)の一種です。
刻み目をいれる作業の様子が
とても細かく丁寧だったことから
「几帳面」という言葉の意味が
現在のようにきちんした様子を
差すようになったとされています。
ただし、そういった意味で
几帳面が使用され始める時期は
江戸時代以降からだそうです。
参考文献:暮らしのことば 新 語源辞典
最後に
「几帳面(きちょうめん)」の語源や由来について、わかりやすく簡単な言葉で解説しました。