京都府の郷土料理(名物料理)【歴史なども解説】
京都府は近畿地方に
属する都道府県のひとつです。
日本を代表する古都であり
国内外の旅行客に高い人気を誇ります。
この記事では
京都府の郷土料理(名物料理)の歴史なども解説します。
京都府の郷土料理(名物料理)とは?
歴史ある京都の地にはいくつもの郷土料理があります。
- 京漬物
- 生八つ橋
- 黒豆煮(くろまめに)
- たけのこの木の芽和え(たけのこのきのめあえ)
- 万願寺とうがらしとじゃこの炊いたん(まんがんじとうがらしとじゃこのたいたん)
- 白味噌の雑煮(しろみそのぞうに)
- ばらずし
- きごしょう
- 宇治金時(うじきんとき)
- 千枚漬け(せんまいづけ)
- しば漬け(しばづけ)
- 水無月(みなづき)
- 壬生菜のからし和え(みぶなのからしあえ)
- 松茸ごはん(まつたけごはん)
- ふろふき大根(ふろふきだいこん)
- はもの焼き物(はものやきもの)
- 鯛蕪(たいかぶら)
- へしこ
- にしん茄子(にしんなす)
- 肉豆腐(にくどうふ)
- たけのことふき
- 古老柿なます(ころかきなます)
- すぐき漬け(すぐきづけ)
- ずいきの炊いたん(ずいきのたいたん)
- えびいもと棒だらの炊いたん(えびいもとぼうだらのたいたん)
- 山椒の葉の佃煮(さんしょうのはのつくだに)
- 賀茂なすの田楽(かもなすのでんがく)
- おはぎ
- 納豆餅(なっとうもち)
- きび餅・あわ餅・とち餅
- 栗ごはん(くりごはん)
- さばずし
京漬物とは?【京都府の名物料理】
京漬物(きょうつけもの)とは、
京都府産の野菜から作られた漬物の総称です。
京都では昔から、漬物が親しまれており
郷土料理として食べられてきました。
京都には次の
「京都三大漬物」と言われる逸品があります。
- しば漬け
- 千枚漬
- すぐき漬け
しば漬けとは、
加賀茄子やきゅうりを刻んだ
赤紫蘇(あかしそ)の葉で
塩漬けにした伝統的な漬物です。
味は少し酸味が強いのが特徴で
今では全国のスーパーなどで
販売され、一般的になっています。
千枚漬けとは
聖護院かぶの薄切りを昆布・唐辛子と
ともに酢漬けにしたものです。
真っ白の薄切りのかぶは、
見た目にも美しく、舌触りはなめらかです。
食感がよく、少し酸味が強いのも特徴です。
すぐき漬けとは、
かぶの一種であるすぐき菜を
塩だけで漬け込んで作ります。
乳酸菌の発酵作用による
深い酸味を持つのが特徴です。
現代は年末年始の贈答用として珍重されます。
京漬物の歴史
京都で漬物が発展したのは
京都菜に代表されるように
上等な野菜が獲れる土地だったことや
元々優れた保存技術を持っていたことが
理由として挙げられます。
塩漬け、粕漬、味噌漬けなどが始まり、
江戸時代になってからぬか漬けが
誕生したといわれています。
生八つ橋とは?【京都府の名物料理】
生八つ橋とは、
京都府を代表する和菓子の一つです。
米粉、砂糖、ニッキ(シナモン)を
混ぜて蒸し、食べやすい大きさに
切り分けたものです。
四角い生地を二つ折りにして、
間に粒あんなどを挟むものが多いです。
定番のニッキ風味の他にも
最近では生地に抹茶やごまを練りこんだり
餡の代わりにチョコレートを挟むなど
色々な味わいを楽しめます。
季節によっては
イチゴ味や、青りんご味、
みかん味などフルーツ味の餡を
練りこんだものも販売されていて
観光客からも注目を集めています。
生八つ橋の歴史
元々は明治時代には、
生地を焼き上げる「八つ橋」が
作られ、人気を博していました。
第二次世界大戦後には、
生地を焼かずに作る「生八つ橋」が
考案され、現代ではこちらのほうが
人気になり、有名となりました。
最後に
この記事では
京都府の郷土料理(名物料理)や歴史なども解説しました。