妊婦が漢方薬を使うと危険？【妊娠中の薬の注意点】

「妊婦は漢方薬を使うと危険？」

「妊娠前に使っていた漢方薬は使っちゃダメ？」

 

体を温めたり風邪を治す効果などもある
「漢方薬」は、妊娠中に使うと
お腹の赤ちゃんに影響はあるのでしょうか？

 

この記事では
妊婦さんは漢方薬を使うと危険？
妊娠中に漢方薬を使う時の注意点などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。

妊婦は漢方薬を使うと危険？

結論から言いますと、妊婦さんは
医師の許可を得てから漢方薬を使いましょう。

 

基本的には妊婦に関する副作用の
報告はなく安全であると考えられています。

しかし、すべての医療用漢方エキス剤について
安全性が確立されているとは言えません。

 

どうしても漢方薬を使いたい場合は、
漢方薬に詳しい医師や薬剤師に相談するのがベストです。

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漢方薬の種類について【妊婦が漢方薬を使うと危険？】

ここでは、妊娠中において
使用可否の漢方薬の種類を紹介します。

• 妊婦が安心して使える生薬
• 服用を控えた方が良い生薬
• 妊婦が服用禁忌の生薬

これらの生薬、漢方薬について
以下で解説していきます。

 

妊婦が安心して使える生薬【妊娠中の漢方薬について】

妊娠中にも安心して使える生薬

には以下のものが挙げられます。

• 杜仲
• 人参
• 白朮
• 艾葉
• 陳皮
• 冬虫夏草
• 黄耆
• 黄芩
• 木香
• 香附子
• 秦芁
• 蘇梗
• 白芍

これらの生薬は、
子宮収縮を抑制する作用があるので、
基本的に妊娠中でも安心して使用できる漢方薬の成分です。

 

服用を控えた方が良い生薬【妊娠中の漢方薬について】

妊娠中に服用しない方が良い生薬は
次のものが挙げられます。

• 麻黄
• 附子
• 桃仁
• 牡丹皮
• 大黄
• 枳実
• 紅花
• 牛膝

子宮を収縮する作用や、下剤、発汗剤、
血行促進を促す作用の生薬です。

他にも妊婦さんは控えた方が良い生薬は
存在しますので、独断で使わずに
医師の許可を得てから使用しましょう、

妊婦が服用禁忌の生薬【妊娠中の漢方薬について】

原則的に妊娠中に服用禁忌と
されている生薬もあります。

一部は強い駆瘀血(くおけつ)作用があり、
流産や早産の原因になる場合があると考えられています。

• 巴豆
• 大戟
• 麝香
• 水蛭
• 虻虫

しかしそういった要因のある生薬を含む
医療用漢方エキス剤は現在製造されていません。

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最後に

妊婦さんは漢方薬を使うと危険なのか
妊娠中に漢方薬を使う時の注意点なども
なるべくわかりやすく解説していきました。

 

日本での漢方の始まりは、
５世紀にまでさかのぼるそうです。

生薬には本当にたくさんの種類があるので
自分の体質に合った漢方薬を選ぶことが大切です。

 

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