臨月に体重増加すると危険?【妊娠後期の妊婦さん必見】
「臨月、体重が急に増えました」
「食欲と体重増加が止まらない!」
妊娠中期を過ぎると、
お腹の赤ちゃんとともに
体重はぐんぐんと増えていきます。
体重の増えすぎは注意と言われますが、
臨月(りんげつ)に体重が増加すると
赤ちゃんによくない影響があるのしょうか?
この記事では
臨月に体重増加すると危険なのか?
臨月の体重増加の目安などについても
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
臨月に体重増加すると危険?
臨月(りんげつ)とは、一般的に
妊娠36週0日~妊娠39週6日の期間を言います。
妊娠中はただでさえ
体に脂肪がつきやすく
やせにくい体になっています。
これまでの体重管理は順調だったのに
臨月になった途端、急激に体重が
増加してしまう妊婦さんも多いです!
臨月だけに限らず
妊娠中の急激な体重増加は、
あまり良いことではありません。
特に妊娠後期や臨月になると
「もうすぐ出産だし、今まで我慢を
してたから食べたいものを食べちゃおう!」
と思ってしまうかもしれません。
しかし妊娠中の体重増加には
色々なトラブルを引き起こす危険性があるんです。
↓
臨月の体重増加によるリスクとは?
妊娠中の過剰な体重増加は
妊婦さん自身や赤ちゃんに、
様々なトラブルが起こす可能性があります。
- 妊婦さんへの影響やリスク
- 赤ちゃんへの影響やリスク
妊婦さんへの影響やリスク【臨月の体重増加によるリスク】
臨月(りんげつ)の急激な体重増加は、
妊婦さんに次の影響を与える場合があります。
- 妊娠高血圧症候群
- むくみ
- 高血圧
- たんぱく尿
- 妊娠糖尿病
- 微弱陣痛になりやすい
- 帝王切開
赤ちゃんへの影響やリスク【臨月の体重増加によるリスク】
臨月の急激な体重増加は
母体だけでなく胎児にも、次のような
影響を及ぼす可能性があります。
- 発育不全
- 低出生体重児
- 常位胎盤早期剝離
- 子宮内胎児死亡
また妊婦さん自身が妊娠糖尿病を患うと
赤ちゃんにも新生児低血糖症や胎児仮死など
合併症が起こってしまう場合もあります。
臨月の体重増加の目安は?
それでは、臨月も含めて妊娠中の期間には
どのくらいの体重増加が良いのでしょうか?
妊娠中の体重増加の目安は
1週間で300~500g程度です。
体重測定を日課にして、毎日
同じ時間に測るようにしてみましょう。
なぜ妊娠中に体重増加してしまうのか?【臨月の体重増加の目安について】
そもそも、赤ちゃんは
3kg前後で生まれてきます。
それなのに、赤ちゃんの体重分よりももっと
体重が増えるのはどうしてなのでしょうか。
妊娠中の体重増加には
次の理由が挙げられます。
赤ちゃん(胎児)の重さ | 約3kg |
胎盤の重さ | 約0.5kg |
羊水の重さ | 約0.5kg |
子宮、乳房、血液などの重さ | 約4kg |
妊娠によって子宮や乳房、
血液なども増量します。
これらを合計すると、妊娠中は
およそ8kg体重増加するのが
適正だと考えられています。
最後に
臨月(りんげつ)に体重増加すると危険なのか?
臨月の体重増加の目安などについても
なるべくわかりやすく解説していきました。
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば幸いです!