妊婦は動物園へ行ってもいいのか?【妊娠中の野外活動の注意点】
「妊婦ですが動物園に行こうと思っています。」
「妊娠中は動物園へ行くと影響ってあるの?」
妊娠中は、普段の生活で
注意することが多くなります。
妊婦さんが動物園に行くのは
何か影響があるのでしょうか?
この記事では
妊婦さんは動物園へ行ってもいいのか?
妊娠中に動物園へ行く時の注意点などについて
なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
妊婦は動物園へ行ってもいいの?
結論から言いますと
妊婦さんは動物園へ行ってもOKです。
妊娠中でも上にお子さんがいる人は
動物園へ行く機会もあることでしょう。
妊娠中であっても、動物園に入って
動物を眺めるだけでなら問題ありません。
しかし
「妊婦さんは動物園へ行かない方がいい」と
言われたことがある人もいるかもしれません。
実際に、妊娠中に動物園へ行く時には
知っておかないと危険な注意点があります。
↓
妊婦が動物園へ行く時の注意点
ここでは、妊婦が動物園へ行く時に
気を付ける注意点を2つ紹介します。
- 感染症に注意
- 疲れ過ぎないように注意
これらの注意点について
次で解説していきます。
感染症に注意【妊婦が動物園へ行く時の注意点】
妊婦さんが動物園へ行く時には感染症に注意しましょう。
特に気を付けたいのが
「トキソプラズマ症」です。
トキソプラズマとは、動物などに寄生している菌です。
普段は気にすることのない菌ですが、
妊婦さんが感染すると流産、早産や
お腹の赤ちゃんが先天性トキソプラズマ症となり
脳性麻痺、視覚障害となってしまう恐れがあります。
妊娠中の女性が感染することにより起こる先天性トキソプラズマ症は、死産および自然流産だけではなく児に精神遅滞、視力障害、脳性麻痺など重篤な症状をもたらすことがある。
出典:トキソプラズマ症とは(NIID国立感染症研究所)
このトキソプラズマ症を心配して
妊婦は動物園へ行かない方がいいと
考えている人が多いようです。
妊婦さんがトキソプラズマ症にならない為には
動物園でよくある「ふれあいコーナー」は控えた方が良いでしょう。
また動物園で飲食するときや、家へ
帰宅した際には、家族も含めて十分に
手洗い、うがいをするようにしましょうね。
トキソプラズマの感染源
土や砂には、ネコの糞から出て来たトキソプラズマのタマゴ(オーシスト)が含まれている可能性があります。タマゴは1年以上感染力を有しています。水より比重が軽いので、雨の後には土の表面に浮き上がってきます。
出典:妊婦さんおよび妊娠を希望されている方へ(国立感染症研究所)
疲れ過ぎないように注意【妊婦が動物園へ行く時の注意点】
妊娠中にたくさん歩いたりして
疲れすぎてしまわないよう気を付けましょう。
動物園は広いので、
長時間立ち続けたり歩き続けると
妊婦の体に負担がかかります。
なるべく歩きやすい靴を履いて
こまめに休憩を取るようにしましょう。
また動物園は主に屋外です。
夏は日焼け止めを塗ったり、
日傘をさすなどして
紫外線予防をしておきましょう。
妊婦さんが動物園へ行ったり
することも自己責任となります。
無理をせずに体調第一で楽しむようにしましょうね♪
最後に
妊婦さんは動物園へ行ってもいいのか?
妊娠中に動物園へ行く時の注意点などについて
なるべくわかりやすく簡単に解説していきました。
妊娠中での注意点を理解した上で
家族と動物園を楽しみましょう♪
あなたのマタニティライフに少しでも役立てば嬉しいです!